投資カテゴリ

クラウドファンディングとは? 購入型、貸付型などを解説

クラウドファンディングとは、インターネット等を通じて、不特定多数の人からお金を集める仕組みです。
クラウド(crowd 群衆)+ファンディング(funding 資金調達)が語源になります。

クラウドファンディングは次の5種類に分けることができます。

  • 寄付型
  • 購入型
  • 貸付型(融資型)
  • ファンド型
  • 株式投資型

それぞれ、順に説明していきます。

寄付型

寄付型は寄付金を集める仕組みです。
主に、社会貢献を目的としており、出資を行っても金銭的なリターンはありませんし、商品やサービスももらえません。

購入型

購入型も金銭的な利益を目的としませんが、自分が共感するプロジェクトに資金を出資することで、完成した商品やサービスを得られる仕組みです。
例えば「こんなアイデアを思いついたから製品化したいけど、お金が足りない」といったプロジェクトを応援したい人がお金を出資します。
出資する見返りに、完成した製品をいち早くもらえたりといった特典があります。

世間でクラウドファンディングといった場合は、この購入型を指すことが多いようです。

代表例としては、米国におけるKickstarter(キックスターター)があり、日本においてはCAMPFIRE(キャンプファイヤー)やReadyfor(レディーフォー)があります。

 

貸付型(融資型)

貸付型はいわゆるソーシャルレンディングのことで、企業にお金を貸し付けることで金利を得られる仕組みです。
銀行預金や国債よりも高い利回りを得ることができ、少額・短期間から運用できるため、当サイトでも一番人気のタイプです。
市場規模を見ても、ソーシャルレンディングはクラウドファンディングの80%以上を占めています。

代表例は、みんなのクレジットmaneo(マネオ)クラウドクレジットOwnersBook(オーナーズブック)などです。

こちらの記事でソーシャルレンディング各社を比較していますので、興味がありましたらどうぞ。

 

ファンド型

ファンド型は特定の事業へ出資する仕組みです。
金利が決まっているわけではなく、事業の成果等に応じて金銭や商品をもらうことができます。
貸付型(ソーシャルレンディング)では投資先の情報を知ることができませんが、ファンド型の場合はファンドの詳細を元に投資するかどうか判断できます。
ソーシャルレンディングに比べて投資期間が長い傾向にあります。

 

株式投資型

株式型は企業の株式に出資する仕組みです。
貸付型とは違って、企業に出資したお金は返ってきません。その代わり、投資家は株式を売却して換金したり、配当金や株主優待を得ることができます。
株主として経営に関わることもできます。

株式型は最近の法改正で解禁されたばかりで、FUNDINNO(ファンディーノ)が第一号になります。
これから注目が高まっていくことが期待されます。

FUNDINNOの公式サイトはこちら

ソーシャルレンディング投資にも使える「ラダリング」とは

ハシゴ

投資をするときは、不測の事態があっても構わないように、ある程度の額を投資せずに、貯金しておく必要があります。
不測の事態というのは、たとえば会社をクビになったり、病気で働けなくなったり多額の医療費がかかったりといったことです。

でも、貯金(現金や普通預金、定期預金)の利息はとても少ないので、投資に回せば得られたはずの利益を得ることができなくなってしまいます。
つまり、あまり多額を現金で持っていると、せっかくの利益を逃してしまうことになります。機会損失です。
そのため、現金をいくら確保しておけばいいか、というのは投資する上でよく考える必要があります。

世間的には300万円だとか、給料6ヶ月分だとか色々と意見がありますが、人によって異なるのでここでは踏み込みません。
このお金のことは生活防衛資金と呼ばれていますので、ググってみるといいかもしれません。

ラダリングとは

さて、ラダリングという考え方があります。
これは、債券投資や定期預金のときに使われる考え方で、ラダリング(laddering, はしごの意味)のように満期が異なる商品を組み合わせて投資する方法です。

たとえば、満期が5年の定期預金は償還(お金が返ってくる)までに5年間待たなければいけませんが、5等分して、それぞれ満期が1年、2年、3年、4年、5年の定期に預金するとどうでしょうか?
毎年、5分の1が償還されるようになります。

さらに、満期1年の定期預金が償還されたら、次はまた満期5年の定期預金を契約します。

ラダリング

満期が長いほど金利が高くなる傾向にあるので、これにより5分の1が毎年償還されるにもかかわらず、高い金利を得ることができるようになるのです。
1年以内には使わないけど、5年以内には使うかもしれないお金を運用するのに向いている方法と言えます。

ラダリングをソーシャルレンディングに応用する

この考え方はソーシャルレンディングにも使えます。
ソーシャルレンディングの場合は、必ずしも希望のファンドが希望の日に償還されるわけではないですが、考え方は応用可能です。

たとえば、最近の案件を例に挙げると、以下のように期間をずらしてみてもいいかもしれません。

うまくラダリングをすることで、万が一の時に必要な資金を確保しつつ普通預金や定期預金を減らすことができるので、投資効率を高めることができます。

ソーシャルレンディングは満期が比較的短くて高利回りというメリットがあるので、私も今まではとりあえず定期預金に入れていた資金をソーシャルレンディングに振り分けています。

全て無料で口座開設できます。

1位 クラウドクレジット
海外に投資できる点が、他のサービスにはない特長で利回りも高め。
海外分散投資をしたいならおすすめ。伊藤忠商事が株主。
クラウドクレジット

2位 オーナーズブック
不動産特化。金利は5%と比較的低めだが、物件やリスクに対する説明が豊富なので、よく知った上で投資できる。SNS機能で投資家同士が交流できる点は他にない魅力。
オーナーズブック

3位 トラストレンディング
無料会員登録とメルマガ購読で1500円キャッシュバック。10万投資で合計5000円キャッシュバック

4位 maneo(マネオ)
日本初のソーシャルレンディング。最大手で業界シェア50%超。実績ナンバーワン。投資先が豊富。

5位 FUNDINNO(ファンディーノ)
日本初の株式投資型クラウドファンディングサービスで、うまくいけば数十倍になって返ってくることも。
ファンドの募集が開始されました。

6位 クラウドバンク
証券会社が運営するクラウドファンディング。
140億円の募集実績がある。
クラウドバンク

7位 ラッキーバンク
不動産に特化したサービスで、利回りも高い。出金手数料無料も嬉しい。急成長中。
ラッキーバンク

会社員の方で、不測の事態があった場合はこちらの記事も参考にしてください。

オーナーズブック(OwnersBook)は怪しい?詐欺?評判とリスクもまとめました

OwnersBookロゴ

オーナーズブック(Owners book)不動産に特化したソーシャルレンディング(投資型クラウドファンディング)サービスです。
サービスを開始して以降、一度も貸し倒れが発生したことがないにもかかわらず、「オーナーズブック 怪しい」とか「オーナーズブック 詐欺」と検索してくる方がいるので、今日はそれについて書いてみます。

オーナーズブック(Owners book)って?

まずはオーナーズブックの特徴を簡単にまとめます。
利回りは5%程度で、競合のラッキーバンクトラストレンディングと比べて低めですが、不動産鑑定士をはじめとする不動産のエキスパートが厳選した不動産担保付きの物件を扱っています。
一口 1万円から投資可能で、物件の売却が予定よりもうまくいけば追加配当を行うファンドもあります。これについては後述します。

他のソーシャルレンディングとの比較はこちら

オーナーズブックは怪しいのか?

オーナーズブックの運営会社は信用できるのか?

オーナーズブックを怪しいと考える人は、とりあえず運営会社が信用できないのではないでしょうか。
運営しているロードスターキャピタル株式会社は総合不動産会社です。

会社概要を見てみます。

まず、資本金が5億4,955万円、資本準備金とあわせて10億8,910万円もあります。
ソーシャルレンディング業界トップのmaneoの資本金はmaneoマーケット社と合わせても3億8000万円ですから、オーナーズブックの資本金は非常に多いことが分かります。

サービス名 資本金
オーナーズブック 5億4,955万円
maneo 3億8,000万円
みんなのクレジット 2億0,000万円
FUNDINNO 5,000万円

資本金が多いということは、企業としての体力があると言うことができます。

また、maneoマーケット株式会社の経常利益が3億円*なので、なんとmaneoの倍以上を稼いでいる会社です。
*2017年3月期連結決算

所在地は東京都中央区銀座2-6-16 ゼニア銀座ビル6階です。

銀座の一等地にオフィスを構えているのですね。

事業内容は、「不動産特化型クラウドファンディング業務、コーポレートファンディング業務、不動産仲介・コンサルティング業務、アセットマネジメント業務」となっており、不動産に強みを持っていることが分かります。
クラウドファンディング事業を行う前から、不動産ビジネスで実績がある社員が集まっているそうです。

また、社長は「不動産は高額のため個人が投資するのは難しかったが、クラウドファンディングを使えば普通の個人でも投資することができる」と考えているそうです。
個人投資家にとって選択の幅が広がることは歓迎すべきことです。

余談ですが、IT関連業務を内製化しているそうです。
私も本業がIT関係ですので、Webサイトを見ただけでシステム開発スキルが高いことが分かります。
さらに、ソーシャルレンディング会社では珍しく、専用のスマホアプリもあります。
AndroidもiPhoneも両方OKです。

投資先がよくわからない

さて、運営会社については分かったので、募集ファンドについて見てみましょう。最近(2017/2/23)の募集案件を見てみると、概要にこのように書いてあります。
ちょっと難しいかもしれないですが、概要くらいは理解してからでないと投資するのは危ないと思いますので読んでみましょう。

東京都品川区二葉に所在する新築マンション1棟(物件①)と、東京都文京区本郷に所在するマンション1室(物件②)を担保とする「メザニンローン」への投資となります。物件①を所有する不動産保有会社Eに7,000万円、物件②を所有する総合不動産会社A50万円、合計7,050万円の貸付を行います。

つまり、物件①を担保に不動産保有会社Eに7000万円、物件②を担保に総合不動産会社Aに50万円を貸すということです。

「不動産保有会社E? 総合不動産会社A?
なんだこれは? 貸付先がイニシャルになっていて分からないじゃないか。
怪しい・・、こんなんじゃ投資していいか判断がつかないぞ。
しかもAにはたった50万円しか貸さないのか。取ってつけたみたいだな。」

と思うかもしれませんが、これはオーナーズブックが貸金業者登録を受けているためです。

行政当局の指導により、貸金業者登録後の新規募集案件においては、覆面化(借入人の匿名性の確保)と複数化(一つの募集案件から二人以上の借入人へ融資される状態)を図ってまいります。

ロードスターファンディング株式会社の貸金業者登録に際して  –  ロードスターキャピタル株式会社

ということで、行政当局の要請でこのような形態になっています。
ちなみに、ロードスターファンディング株式会社はロードスターキャピタルの完全子会社です。

会社を分けることにより、親会社のロードスターキャピタルの経営が仮に悪化したとしても、
ソーシャルレンディング事業を行っているロードスターファンディングに影響しにくくなっています。
つまり、投資家の資金が保護されやすくなるということです。

他のソーシャルレンディング会社もそうですが、2社目の貸付先(今回の場合は総合不動産会社A)は”おまけ”だと思われます。
きっとロードスターキャピタル社と関係の深い会社に貸しているのでしょう。
そうしないと、1社目の貸付先(不動産保有会社E)が望むタイミングで望む額を貸し出すことが難しくなってしまうからです。
たまたま、同じ額を同じタイミングで借りたい企業を2社以上探してくるのは難しいですよね。
他のソーシャルレンディングでもやっていることなので、これは問題ないです。

オーナーズブックの公式サイトはこちら

 

オーナーズブックに投資すると、どんなリスクがある?

「怪しくないことは分かったけど、やっぱりリスクがあるんじゃないの?」
はい、リスクについては知っておくべきですよね。
大きくは、借り手やオーナーズブック(ロードスターファンディング社)の財務状況の悪化リスクや、不動産の担保価値が下落するリスクがあります。

財務状況の悪化リスク

オーナーズブックの財務状況については、先ほど述べた会社概要が参考になるでしょう。
しかし、借り手の財務状況は公開されていません。
オーナーズブックには不動産の各分野に精通したエキスパートがいるということなので、オーナーズブックの審査を信用するしかないですね。

担保価値の下落リスク

オーナーズブックは、借り手がお金を返せなくなったときのために、担保を取っています。
先の例で言うと物件①や②のことです。
担保のリスクについては、オーナーズブックがロケーション、稼働率、スポンサークレジット(借り手)の観点から、以下のように分かりやすく図示しています。

オーナーズブックの物件リスク分析

担保評価額と貸付額についても図示されているので、これを参考に投資判断をするといいと思います。

オーナーズブック財務構造
出典:https://www.ownersbook.jp/project-detail/index/1044/

この例の場合は、担保評価額よりもローン額の方がかなり少ないことが分かります。(約74%)
つまり、借り手がお金を返してくれなかったとしても、担保を評価額の通りに売却できれば、お金が返ってくるということです。

オーナーズブックでは、担保となる不動産の築年数や立地、住戸数、賃料といったことまで開示されていますから、
担保評価額の妥当性を自分である程度調べたり計算することも可能です。
ここまで情報を開示している会社はなかなか無いです。
ラッキーバンクトラストレンディングではここまで公開されていません。

土地の価格はあくまで目安ですが東京都の地価Googleマップ版で調べることができます。

また、オーナーズブックでは、外部の不動産鑑定士の評価も併用しているため、
担保評価額には一定の信頼が置けると考えられます。

オーナーズブックの評判は?

オーナーズブックや私の言うことだけでは信用出来ないかもしれませんね。
そう思ってTwitterを探してみましたが、特に悪い評判は見当たりませんでした。
いくつかユーザーの声を抜粋します。

注: 1年以下のファンドも多くあります。
DDとはデューディリジェンスのことで、ここでは、オーナーズブックが不動産物件に対して行う調査のことです。
担保の評価額が納得できるか?といったことですね。

オーナーズブックの公式サイトはこちら

 

オーナーズブックの特長

期限前償還で利回り14.5%?

オーナーズブックは基本的に利回り5~6%程度なのですが、運用している不動産をうまく売却できれば、期限前償還*され、売却益に応じて利回りが高くなるという特長があります。対象のファンドには「売却時の追加配当」との説明が書いてあります。
*期限前償還: 当初の予定よりも、早くお金を返してもらえること

過去の案件一覧を見てみると、ありました! 利回り14.5%のファンドです!(年換算)

オーナーズブック期限前償還14.5%

配当は利息制限法の範囲で行うとのことなので、利回りは最大でも15%までのようです。

なお、2017/2/23時点で償還済みの過去15件の利回りを平均したところ、7.7%になりました。意外と8%弱の高利回りが得られているようです。
実際に投資した資金が返ってきているわけですから、詐欺ではなさそうです。

オーナーズブックの公式サイトはこちら

おまけ: マネーフォーワードにも対応

最近見つけたのでついでに書きますが、オーナーズブックは自動家計簿アプリのマネーフォワードに対応しています。
つまり、マネーフォワードから資産を一元管理できます。
ちなみに、マネーフォーワードは他にもmaneoガイアファンディングに対応しています。

オーナーズブックの公式サイトはこちら
オーナーズブック

ソーシャルレンディングのリスク、問題点とその対策

少額・短期間から投資でき、利回りも高くて話題のソーシャルレンディング(投資型クラウドファンディング)。
しかし、完璧な投資商品はありませんから、リスクや問題点もあります。以下に挙げる特性を理解した上で、適材適所で活用していきましょう。

 

元本保証がない

元本保証はされません。借り手やソーシャルレンディング事業者に何かあった場合、最悪のケースだと投資した資金が一切返ってこないことがあります。
もちろん、逆に、投資額を超えて損をすることもありません。

元本保証はされませんが、元本割れがあったりすると投資家が離れていってしまうので、ソーシャルレンディング業者は色々と対策をしています。例えば、融資先の審査をしっかりと行ったり、担保を取ったり、会社代表者の連帯保証を取ったりしていることもあります。そのような業者を選べば比較的安心です。

当サイトで紹介しているソーシャルレンディング業者はほとんどが担保を取っているはずです。担保を取っていれば、借り手に何かがあったとしても、元本が保全できる確率は高まります。

また、クラウドクレジットが行っている保全策については以前こちらの記事で紹介しています。

ちなみに、今までソーシャルレンディングが元本割れしたという話は聞いたことがありません。
たとえば、maneoは過去6年間で600億円以上の貸し付けを行っていますが、元本割れはもちろん、予定利回りを下回ったことも一度もないそうです。

 

途中解約できない

ソーシャルレンディングは満期が決まっており、原則的に途中解約ができません。その期間中に必要になるお金を投資してしまわないように、運用期間を確認した上で投資しましょう。

途中解約はできませんが、そのおかげで解約しようかどうしようか迷って時間を無駄にすることもありません。株式投資だとつい途中で売りたくなってしまい、売ったら株価が上がっていったなんてこともありますが、ソーシャルレンディングではそういう心配はないです。

ソーシャルレンディングは運用期間があらかじめ決まっているため、収益をコントロールしやすいというメリットもあります。それについてはこちらの記事も参考にしてください。

 

投資後にできることがない

投資したあとは業者におまかせで、自分にできることはありません。逆に言うと何もしなくていいというメリットとも言えます。
そのため、忙しい会社員や、初心者でも始めやすいです。

 

満期前の償還(早期償還)

ソーシャルレンディングでは、貸し付けた資金が予定よりも早く投資家に返済されることがあります。
そうなると、他の投資先を探さないとなりませんので、手間がかかります。

ただ、早期償還は基本的にはメリットだと考えています。
なぜなら、短期間で高い利回りを得ることができるからです。
ソーシャルレンディング各社のファンド一覧を見ていると、年あたりの利回りは運用期間が長いほど上昇する傾向にあります。

たとえば、最近のみんなのクレジットのファンドの例をあげてみます。
《第100号》 不動産ローンファンドは18ヶ月で8.10%
《第101号》 不動産ローンファンドは16ヶ月で7.50%

100号案件が16ヶ月で償還されれば、101号案件と同じ運用期間なのに、利回りが0.60%高くなるということになるのです。
※利回りは年換算利回りです。

また、みんなのクレジットトラストレンディングといったキャッシュバックがある業者の場合は、運用期間が短くなるほど利回りが向上します。
運用期間が変わってもキャッシュバック額は変わらないからです。
ちなみに、私もつい先日、みんなのクレジットで9000円のキャッシュバックを受けました。

ただし、後述する待機時間も考慮すると、早期償還によって実質利回りが低下する可能性があります。

 

投資先が見えない

ソーシャルレンディングでは投資先の詳細が分からないようになっています。これは、怪しい事業や会社だから公開していないのではなくて、法律や金融当局によって規制されているためです。
投資先(借り手)を投資家(あなた)に公開してしまうと、貸金の扱いになり、投資家が貸金業者になってしまうという理屈です(!)。

なんとも奇妙な話です。このあたりの法制度がしっかりとしてくれば、アメリカのようにソーシャルレンディングがさらに普及すると思うのですが。

とにかく、投資家からは投資先が分からないので、ソーシャルレンディング事業者を信用するしかありません。信用できる業者を選ぶようにしましょう。当サイトでは、私たちが投資するに値しないと判断した業者は紹介していません。

 

分配金は雑所得

ソーシャルレンディングの多くは毎月分配金が支払われます。これは雑所得になるため、所得が多い人にとっては税制上不利です。

株の利益は約20%課税されるのですが、ソーシャルレンディングの場合、本業の所得が多い人は最大で約55%も課税されてしまいます。この場合、法人化を行うことで税金を減らせる可能性があります。また、収入の少ない家族がいれば、その人の名義にすることで節税することもできます。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

株と違って特定口座のような仕組みがないため、確定申告が少し面倒です。
この辺は今後の法整備に期待したいところです。

 

投資までの待機時間がある

ファンドにはそれぞれ募集期間がありますが、募集終了日から実際に投資が実行されるまで時間があります。この間は資金をすでに振り込んでいるにもかかわらず利息が発生しないので、実質の利回りは低下します。

たとえば、クラウドクレジットの例を見てみましょう。(図はクラウドクレジットから引用して加工)

クラウドクレジット運用期間
赤枠で囲った部分を見てください。募集終了は2月下旬なのに、貸付実行は3月上旬になっており、この間は利息が発生しないことが分かります。

また、投資効率を考えれば、募集終了間際に投資するのがよいということになりますが、人気の案件だと、募集開始後すぐに投資しないと募集終了してしまうことがあります。たとえばラッキーバンクトラストレンディングではしばしば起こります。その場合、さらに待機時間は長くなります。

投資が実行されるまでは借り手にはお金が渡ってはいないでしょうが、ソーシャルレンディング事業者にはお金が渡っています。そのため業者の倒産リスクを負うことになります。
業者の倒産を避けるという観点では、クラウドクレジットmaneoには大企業が出資しているという点を考慮するとよいでしょう。

 

出金手数料がかかる

業者によっては出金手数料がかかります。一方で無料の業者もあります。
みんなのクレジットオーナーズブックは有料ですが、クラウドクレジットラッキーバンクトラストレンディングは無料です。

こちらの記事にまとめていますのでご覧ください。

 

おわりに

ソーシャルレンディングのリスクや問題点について見てきました。投資をする上で、リスクを知ることは大切です。
知ることでヘッジできるリスクもあります。複数の業者や案件に分散投資を行い、運用期間もずらすことで軽減できるリスクもあるということは覚えておきましょう。
分散するのは投資の基本です。

 

ソーシャルレンディングランキング

全て無料で口座開設できます。

1位 クラウドクレジット
海外に投資できる点が、他のサービスにはない特長で利回りも高め。
海外分散投資をしたいならおすすめ。伊藤忠商事が株主。
クラウドクレジット

2位 オーナーズブック
不動産特化。金利は5%と比較的低めだが、物件やリスクに対する説明が豊富なので、よく知った上で投資できる。SNS機能で投資家同士が交流できる点は他にない魅力。
オーナーズブック

3位 トラストレンディング
無料会員登録とメルマガ購読で1500円キャッシュバック。10万投資で合計5000円キャッシュバック

4位 maneo(マネオ)
日本初のソーシャルレンディング。最大手で業界シェア50%超。実績ナンバーワン。投資先が豊富。

5位 FUNDINNO(ファンディーノ)
日本初の株式投資型クラウドファンディングサービスで、うまくいけば数十倍になって返ってくることも。
ファンドの募集が開始されました。

6位 クラウドバンク
証券会社が運営するクラウドファンディング。
140億円の募集実績がある。
クラウドバンク

7位 ラッキーバンク
不動産に特化したサービスで、利回りも高い。出金手数料無料も嬉しい。急成長中。
ラッキーバンク

 

ソーシャルレンディング投資状況を公開【2017年2月】

「共働き貯金.com(当サイト)の管理人はソーシャルレンディングを勧めているけど、本当に投資しているのだろうか?」
はい、もちろんしています。投資状況を公開してみます。

投資状況

みんなのクレジット

投資額:10万円
利回り実績:14.6%
分配金総額:1552円
キャッシュバック総額:13,000円

みんなのクレジットは「運用実績」のページで利回り実績が表示されるようになりましたね。
源泉徴収もしっかりとされていますし、文句ないです。

みんなのクレジット201702実績

以前の記事で予想した通り、新たなキャンペーンが開催されて利回りが上がりましたので、明日(2017/2/20)追加投資をするつもりでいます。
記事で言及した97号への投資はしてませんでした・・・

今なら新規口座開設で1000円キャッシュバック、15万円以上投資でさらに2000円キャッシュバックのキャンペーンも合わせて実施中です。

ラッキーバンク

投資額:30万円
年間利回り:9.4%
分配金総額:0円 (次回分配予定金額:2,891円)

ラッキーバンクも投資したばかりなので、まだ分配金はもらっていませんが、もうすぐ2,891円もらえるそうなので期待してます。

 

トラストレンディング

投資額:10万円
年間利回り:9.0% (キャッシュバックと誕生日プレゼント込みで14.5%)
分配金総額:0円
キャッシュバック総額:5,000円

トラストレンディングにも投資したばかりなので分配金はもらっていません。
キャッシュバック5000円はしっかり受け取っています。(メルマガ購読をして、10万円投資すればもらえます)
誕生日には500円分のQUOカードももらいました。

 

グリーンインフラレンディング

投資額:20万円
年間利回り:14%
分配金総額:0円

個人的に太陽光発電などの再生エネルギーが好きなので投資しています。利回りも高いですし。
本当は風力発電の方が好きなのですが、タイミングが悪かったようで投資できていません。風力発電所を眺めていると癒されますよね。(個人の感想です)

投資したばかりなので、まだ分配金は出ていません。

 

口座開設済みだが投資していない業者

以下の業者には口座開設をしていますが、まだ投資をしていません。

クラウドクレジットに投資をしていない理由は、私が外国株式を大量に保有しており、ポートフォリオが海外資産に偏っているからです。
ただし、海外資産を持っていない方は多いと思いますので、そういった意味でオススメしています。ソーシャルレンディングだけで海外に分散投資できるのは魅力です。
ちなみに、海外投資の確定申告については下記の記事で紹介していますが、結構面倒です。その点もクラウドクレジットを通せば楽になります。

オーナーズブックmaneoSBIソーシャルレンディングについては利回りが相対的に低いため、まだ投資していません。
はい、私のリスク選好が強いということです(笑)
これらの業者はリスクが比較的低いので、ソーシャルレンディング初心者の方には特にオススメです。
投資先の分散のため、私も今後の投資を検討しているところです。

FUNDINNOについては、まだファンドが募集されていないので、投資したくてもできない状況です。
日本初の株式投資型クラウドファンディングということで注目しています。