国民年金の免除とオトクな支払い方法!2年前納クレカ払いも紹介!【自営業向け】

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年金

自営業者の皆さんは、国民年金の免除制度をご存知でしょうか?また、国民年金をどうやって支払っていますか?
今年(平成29年度)から、2年前納で、口座振替払いだけでなく、現金払いやクレジットカード払いができるようになりました。
国民年金の支払方法は多岐にわたるので、一体どれが一番オトクなの?と考える方もいらっしゃると思います。
そのため、主に自営業者向けに国民年金の免除申請制度とオトクな支払い方法を紹介してみます。

国民年金の免除

国民年金を支払わずに、免除される場合が経済的に一番有利です。

全額免除と一部免除

国民年金の免除には、「全額免除」と「一部免除」があります。全額免除であれば、国民年金の掛金はゼロで済みます。
一部免除には、4分の3免除、半額免除、4分の1免除があります。

免除の場合は、「未納」扱いになりません。そのため年金の受給資格期間(支払い年数)にもカウントされます。
加えて、年金受給額の半分が受給されます。
こんなにいい投資はありません。掛金ゼロで年金が(納めた場合の半分ですが)もらえることになります。

まとめると、こんな感じになります。

  • 全額免除の場合は、8分の4が支給
  • 4分の3免除の場合は、8分の5が支給
  • 半額免除の場合は、8分の6が支給
  • 4分の1免除の場合は、8分の7が支給
  • 全額支払った場合、8分の8(全額)が支給

免除申請の手続きと所得基準

失業したとき、前年の所得が一定金額以下のときは、国民年金の免除制度が適用できます。
まずは役所にいき、「国民年金の免除申請をしたいのですが?」と聞いてみてください。
その前に、免除になるための所得金額の要件も簡単でいいので把握しておきましょう。

所得基準では、次の通りです。(出典:保険料を納めることが、経済的に難しいとき

  1. 全額免除
    前年所得が以下の計算式で計算した金額の範囲内であること
    (扶養親族等の数+1)×35万円+22万円
  2. 4分の3免除
    前年所得が以下の計算式で計算した金額の範囲内であること
    78万円+扶養親族等控除額+社会保険料控除額等
  3. 半額免除
    前年所得が以下の計算式で計算した金額の範囲内であること
    118万円+扶養親族等控除額+社会保険料控除額等
  4. 4分の1免除
    前年所得が以下の計算式で計算した金額の範囲内であること
    158万円+扶養親族等控除額+社会保険料控除額等

ここでポイントは、一部免除に適用される社会保険料控除等です。
この社会保険料控除「等」、には国民年金や国民健康保険の支払額だけでなく、小規模企業共済や医療費控除も入っています。
小規模企業共済が入っているんですよ!

小規模企業共済は、毎年の掛金が自分でコントロールできます。事業所得が300万ぐらいであれば、小規模企業共済を掛けることで、国民年金が一部免除になる所得の要件に当てはまる可能性は高まります。

国民年金を支払う場合

所得基準などで、免除申請が通らない場合(所得が多い場合)、去年までは、2年前納で支払うことが割引額が一番多かったので、経済的にオトクな支払方法でした。
2年前納とは2年先の保険料をまとめて納める支払方法で、口座振替のみ対応していました。

今年(平成29年度)から、2年前納で支払う方法に、現金もしくはクレジットカード払いが追加されます。

この2年前納の口座振替とクレカ払い、どちらの支払方法がオトクなんでしょうか。(現金はクレカ払いと同じ割引率と予想されているので考慮外)
口座振替は、毎月払いと比べて15,690円割引されています。
クレカ払い毎月払いと比べて15,000円程度割引される予定です。

え?690円だけ割引額が、口座振替よりも少ないじゃないか!クレカは損だ!と思いがちですが、クレカ払いの場合、クレカのポイントがつきます。
国民年金2年前納で合計金額は377,000円ほどになります。還元率を1%として、3,700円分のポイントがつけば、15,000円割引+3,700円=18,700円オトクになります。

口座振替の割引額と比べて、クレカ払いだと3,000円ほどオトクになるわけです。
現時点で考えられる年金の支払方法としては、もっとも経済的です。
1月20日から、クレジットカード納付による2年前納の申し込みが始まります!毎年2月末までが期限ですので、2年前納クレカ払いを始めたい方は、早めに申請してください!
クレカは様々な種類があり、還元率なども違いますが、比較が面倒という方は楽天カードでJCBがいいです。nanacoへのチャージも可能ですし、その際にポイントが付きます。私も利用しています。
(Visaブランドはnanacoチャージができません。)

楽天カード

2年前納制度の落とし穴

国民年金は、免除制度もあるといいました。
自営業で所得が安定していない場合、前納したあとで所得が下がり、国民年金の免除の条件を満たしてしまうことがあります。

例えば平成29年に国民年金を2年前納した場合、平成31年までの国民年金を納付した計算になります。
もし平成30年の所得が、免除できる所得金額であれば、免除制度により、平成31年の支払いが免除できた場合もあるわけです。
しかし、あとから平成31年分の納付額を一部返してくださいなど言えません。すでに支払ってしまった年金は返ってきません。

そのため、毎年所得が大きくブレる場合は、目先の割引率に惑わされず、1年間の前納もしくは毎月払いがいいでしょう。毎月払いのときは、nanacoチャージでの支払いやクレカ支払いがいいです。
もしくは、自営業の配偶者(妻)の分の国民年金も支払う必要がある場合、本人は1年前納払い、配偶者は2年前納払いにするなど、リスクヘッジしておく戦略をとった方がいいかもしれません。

気になる確定申告

2年前納された国民年金保険料の社会保険料控除については、次の2つの方法があります。

  1. 納めた年に2年分を全額控除する方法
  2. 納めた年に1年分を、翌年に残りの1年分を控除する方法(半額控除)

そのため所得が多いときは2年分を全額控除、所得が少ないときは1年ずつ半額控除する方法を選択しましょう。
夫婦ともに2年前納の場合は、たとえば夫が全額控除、妻が半額控除も可能です。(もちろん逆も可能です)




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