ふるさと納税

超初心者投資家向け!ソーシャルレンディングって何?リスクはないの?

コインが増えてゆく

ソーシャルレンディングとは何でしょうか?
今まで銀行にしかお金を預けたことがない超初心者向けに

  • ソーシャルレンディングとは何か?
  • ソーシャルレンディングはなぜ必要か?
  • ソーシャルレンディングのメリットとデメリット(リスク)

を紹介します。

ソーシャルレンディングとは?

ソーシャルレンディングは、お金を貸したい人や企業と、お金を借りたい企業を結びつけるサービスです。

以前までは、企業がお金を借りたいと思っても、銀行などの金融機関に頼るしかありませんでした。
逆に、普通の個人がお金を貸して儲けたいと思っても、借りてくれる人を探すのは大変でした。

この両者を、インターネットを通じて仲介するサービスがソーシャルレンディングになります。

ソーシャルレンディングの市場規模は、2016年には500億円近くとなっており、
急激なペースで伸びています。(出典: 矢野経済研究所)
また、世界で見ると日本の100倍の市場規模とも言われています。

それだけ注目されているんです。

お金の貸し借りはなぜ必要なの?

ソーシャルレンディングでお金を貸したい人、借りたい人がいると言いましたが、
そもそも、なぜお金を貸し借りする必要があるのでしょうか?
お金を貸したい人と、借りたい人のそれぞれの立場から考えてみましょう。

なぜお金を貸したいのか?

お金を稼ぎたいから

なぜお金を貸したい人がいるかというと、利息を付けて返してもらえるからです。
要するにお金を貸すことで儲けたいのです。
例えば、10万円を貸して、1年後に11万円を返してもらえれば、1万円儲かるというわけです。

普通、お金を稼ぐためには働かなければいけません。
あなたも、会社に勤めたりアルバイトをしたりして、お金を稼いでいるのではないでしょうか。

でも、お金を貸せば、自分自身は働かなくても、ただ待っているだけで儲かります。
銀行預金の利息と同じようなイメージです。

最近は銀行にお金を預けてもほとんど利息がもらえなくなりました。
本記事の執筆時点で、メガバンクの金利は年0.001%です。
これは、10万円を預けて、やっと1年後に1円の利息が付くというレベルです。

このように、銀行にお金を預けていても、ちっともお金が増えていかないので、
それなりに貯金がある人は、他の投資先を探しているんです。
そこで人気なのがソーシャルレンディングです。

また、会社勤めは一見安定しているように見えて、
倒産やリストラ、パワハラや病気による離職など、何があるか分かりませんから、
会社以外からも収入を得たいというニーズが高まっています。
そのこともソーシャルレンディング人気の理由の1つと言えるでしょう。

社会貢献になるから

社会貢献を目的としてお金を貸す人もいます。

社会のためになることをしたいが自分では何をしたらいいか分からない。
でも、お金なら持っているといった人が、お金を貸すわけです。
募金のようなものです。(募金と違って利益とともに戻ってきます。失敗すると戻ってこない場合もあります)

話は変わりますが、最近はふるさと納税が人気ですよね。
自分が好きな自治体にお金を寄付することで、お米やお肉などの返礼品をもらえる仕組みです。

ふるさと納税においても、子育て支援といった納得感のある使い道をアピールしている自治体の方が、
寄付金が多く集まるそうです。

同様にソーシャルレンディングにおいても、社会貢献を目的としてお金を貸す人もいます。

私も不動産市場の活性化や、再生エネルギーの発展のため、そのような会社にお金を投資しています。

なぜお金を借りたいのか?

次にお金を借りたい側の話をします。

お金を借りたい理由は、投資をしたことがない人でも想像が付くと思います。
普通の人でも、家や車を買う時にはお金を借りますよね。
お金を借りれば、今すぐにお金がなくても、欲しい物を買えます。

会社の場合も同じです。
お金を持っていない会社でも、借りたお金で、たとえば人を雇ったり、
工場を作ったり、商品を生産したりできます。
そうして得たヒトやモノを使って、ビジネスをしてお金を稼ぐんです。

お金を借りると利息分を上乗せして返す必要がありますが、
利息以上に儲けることができるなら借りたほうが得ということになります。
たとえば、100万円を借りて、1年間で200万円儲けることができれば、
利息を合わせて110万円を返済しても、手元に90万円が残ります。

ソーシャルレンディングの仕組み

世の中には、お金を借りたい人と貸したい人がいて、
ソーシャルレンディングを使えば両者のニーズを満たせることが分かりました。

それでは、もっと具体的にソーシャルレンディングの仕組みを見ていきましょう。
業界最大手のmaneoの例を見てみます。

maneoの仕組み
引用: https://www.maneo.jp/apl/structure

右側にいる「投資家」があなた(貸し手)です。
貸し手が「④投資」をすると、ソーシャルレンディング事業者であるmaneoが「借り手(貸出先企業)」に
「⑥貸付」を行います。
しばらくすると貸し付けたお金が「⑦返済」され、投資家に「⑧分配」されるという仕組みです。

細かい話になりますが、投資家は借り手に直接お金を貸すわけではありません。
一旦、ソーシャルレンディング事業者に投資し、その後、事業者が借り手に貸すという流れになります。

また、ソーシャルレンディング事業者は「②審査」とあるように、借り手の審査を行います。
ソーシャルレンディング事業者が「借り手がお金をちゃんと返すことができるか?」を審査していることが、
あなたのお金を守るために非常に重要です。

メリット

ソーシャルレンディングの仕組みは分かったと思います。
次に、投資家がソーシャルレンディングを利用するメリット、利点について紹介します。

利回りが高い

事業者によりますが、利回りが5~10%程度と非常に高いです。
銀行預金(0.001%)や国債(0.05%)と比べると、100倍~10000倍となっており、
圧倒的な高利回りです。

ここで、利回りと複利について簡単に説明します。
こちらのグラフを見てください。

ソーシャルレンディング利回り比較

10000円を7年間投資した場合、いくらになるかを表したグラフです。
ソーシャルレンディングの利回りを10%だとすると、7年間で資産が倍になります(*)
メガバンクの普通預金や国債と比べるまでもない、圧倒的な結果です。

15年後には4.2倍に、30年後には17.4倍になります。
投資の力、利回りの違いによる結果の違いをご理解頂けたでしょうか。

※実際には税金がかかります。ソーシャルレンディングの税率はその人の所得によって異なり、ゼロの人もいます。
税金について詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。
>> ソーシャルレンディングの確定申告~収入・経費と税金計算の仕方~

>> 【専業主婦向け】ソーシャルレンディングは最強の投資であることを税金面から考える

手間がかからない

ソーシャルレンディングへの投資には手間がかかりません。
最初だけ口座開設をして、入金して、好きな案件に投資したら、分配金が入金されるのを待つだけです。
面倒な作業はすべてソーシャルレンディング事業者が行ってくれます。

投資後は知識も何も要りません。
つまり、初心者でも、忙しいサラリーマンや主婦の方でも始めやすいです。

少ない資金で投資できる

事業者によりますが、たったの1万円から投資が可能です。
普通の個人が企業にたったの1万円だけ貸し付けるなんてことは、世界の長い歴史を見てもまず無理だったでしょう。
フィンテック(*)の力の恐ろしさを感じます。
フィンテック: ITを用いた革新的な金融サービスのこと。AIやビッグデータといった最新技術を用いるものもあり、近年ブームになっています。

少ない資金で投資できるため、
複数のソーシャルレンディング業者や、投資案件に資金を分散することも簡単です。
そうすれば、投資につきもののリスクを有効に減らすことができます。

ちなみに、投資先を分散してリスクを減らすという方法は
ノーベル賞も受賞している重要な投資方法ですので、ぜひ実践しましょう。

収益が安定している

株式投資やFXに興味がある方もいるかもしれませんが、
ソーシャルレンディングはそれらとは違って、値動きがなく、収益が安定しています。

あくまでイメージですが、株とソーシャルレンディングの収益をグラフにするとこのような感じです。
(個人の感想です!)

株とソーシャルレンディングのチャート

仮に最終的に同じ利益を得られるとしても、株のほうは日々価格が変動します。
そのため、心が落ち着かないです。
私自身、毎日のようにニュースをチェックしたり、仕事中も株価が気になって仕方がありませんでした。

毎日ニュースをチェックするのは良いことかもしれませんが、
特定の企業に関係する非常にニッチなニュースを日々追うというのは辛いものがあります。

株価が下がりだすと、怖くなって売ってしまうこともありますし、
逆に株価が少し上がっただけで満足して売ってしまうこともあります。
どちらも、損をしていることになります。

一方、ソーシャルレンディングは青いグラフを見て頂ければ分かる通り、
決まった月に安定して分配金がもらえます。(ただし、元本割れする可能性もあります)
そのため、精神的にも安心ですし、お金をいつ使うかといった資金計画を立てやすいです。

投資案件にもよりますが、毎月分配金が振り込まれるものも多いです。
私は、毎月ちょっとしたお小遣い気分で受け取っています。
投資額が増えてくれば、お小遣いとは言わず生活費を稼ぐことだって可能です。

少ない期間だけ投資することもできる

2ヶ月だけといった短期の投資案件もあります。
「短い期間だけお金が余ってるけど、銀行に寝かせておくのはもったいない」というときに投資することができます。

運用期間があらかじめ決まっている

投資をする時点で、いつお金が返済されるかが決まっています。(ただし、後述するように早期償還や遅延が起こることもあります)
つまり、資金計画が立てやすい点がメリットです。

たとえば、1年後に車を買う予定があったら、
その資金を1年間だけ投資するといったこともできるんです。

金融庁のお墨付きを得ている

日本でソーシャルレンディング事業を行っている業者はすべて、第二種金融商品取引業と貸金業の登録を受けているはずです。
※ただし、クラウドクレジットは特殊で、海外の関連会社に融資をしているため、貸金業の登録はしていません。

金融庁が検査をしているので、ある程度健全性が担保されていると言えるでしょう。
逆に、もし登録を受けていない業者があったら、投資を控えたほうがいいでしょう。

担保や保証が付いている投資案件もある

ソーシャルレンディング事業者や投資案件によっては担保や人的保証が付いていることもあります。
たとえば、オーナーズブックでは、不動産を担保にしています。
つまり、借り手がお金を返せなくなったときに、不動産を換金することで返すことができる可能性があります。

最近は見かけませんが、maneoでは、保証会社が保証をしている案件が以前ありました。
借り手がお金を返せなくなったときに、保証会社が代わりに払ってくれるというものです。

我々が不動産を借りるときに、保証会社を付けなければ借りられないことがありますよね。
あれは、我々が家賃を払えなくなったときに、保証会社が代わりに払ってくれるものです。
それと似ています。

あとは連帯保証人を付けている案件もありますね。

なお、担保や保証が付いている案件は比較的安全と言えますが、
その分、利回りが低くなる傾向にあります。

デメリット

ソーシャルレンディングへ投資する上で発生しうるリスクについて解説します。

元本割れのリスク

元本割れとは、貸したお金よりも、返ってくるお金の方が少ないことを言います。
これは、借り手に何らかのトラブルがあって、お金を返せなくなったときに起こります。

ただし、まともなソーシャルレンディング事業者でしたら、
借り手にお金を返済する能力があるかしっかりとチェックしていますし、
担保や保証が付いている投資案件もあります。
心配なら、担保や保証付きの投資案件を選ぶといいでしょう。

法人向けに融資するソーシャルレンディングには色々な会社が参入していますが、私の知る限り過去に元本割れは一度もありません。
行政処分を受けた「みんなのクレジット」ですら、元本割れしていません。

しかし、今後ずっと元本割れが起こらない保証はありませんので、そこは注意する必要があります。

ソーシャルレンディング事業者のリスク

ソーシャルレンディング事業者が倒産してしまった場合は、
投資したお金が返ってこなくなる可能性があります。

これを避けるためには、大手が出資している企業がよいでしょう。
たとえばクラウドクレジットは大手総合商社の伊藤忠商事が出資しています。
他の業者については、後述の「ソーシャルレンディング事業者選びが重要」のセクションで説明しています。

担保価値の下落リスク

投資案件の中には、不動産などの担保が付いているものがあります。
担保が付いていれば、借り手の破産といった元本割れリスクへの対策になります。

借り手がお金を返せなくなった時に、
ソーシャルレンディング事業者が担保を売却してお金の回収を図るためです。

注意点として、担保となっている不動産の価格が値下がりした場合は、
お金の回収が十分にできなくなる可能性があります。

現在は、日銀の黒田総裁による金融緩和が続いており、
そのせいで不動産価格も値上がりしています。
今後、不動産価格が値下がりした場合には、リスクがあります。

途中解約ができない

メリットのところで、運用期間(満期)が決まっているという話をしました。
裏を返すと、運用期間が終わるまでは原則として解約ができません。

すぐにお金が必要になったときに困る可能性があるので、
生活に必要なお金まで投資してしまうのは控えましょう。

早期償還・遅延

投資家の意図に反して、ソーシャルレンディング事業者が
お金を満期よりも早く返済してくることを早期償還といいます。
期限前償還とも言います。
早く返ってきた分だけ、利息(分配金)が減ってしまいます。

逆に、満期になっても返してもらえず、返済が遅れるリスクもあります。
その際は、予定よりも多くの利息をもらえることになります。

それ以外のリスク

リスクについては以前こちらの記事にもまとめています。

色々とソーシャルレンディングに投資するリスクをあげてきましたが、投資をしないことにもリスクがあります。
たとえば、インフレが進むとお金の価値は下がります。
仮に2%のインフレが起こった場合、何もしないで貯金しているだけでは、
毎年2%をドブに捨てているのと同じことになります。

インフレ率2%という数字は日銀が目標としている数値ですし、
IMFによると、ロシアは7%、中国が2%、ノルウェーが3.5%などとなっています。
この程度のインフレは起こる可能性があると考えて行動したほうが良いです。
出典: IMF World Economic Outlook Databases

ソーシャルレンディング事業者選びが重要

ソーシャルレンディングは法規制によって、
借り手(投資先)の情報を詳しく公開できないことになっています。
また、投資先はソーシャルレンディング事業者が独自に審査をして決めます。

そのため、ソーシャルレンディングに投資するにあたっては、
先ほど説明したようなリスクを避けるためにも、
ソーシャルレンディング事業者選びが非常に重要になります。

株主で選ぶ

選ぶときに分かりやすいのは株主構成です。
株主が上場企業であれば、社内の管理体制がしっかりしているので、不正が起こりにくいと言えます。
また、潰れそうになっても株主(親会社)が支援をしてくれる可能性があります。

代表的なソーシャルレンディング事業者とその株主をまとめました。

ソーシャルレンディング事業者 株主
クラウドクレジット 伊藤忠商事、マネックスベンチャーズ
オーナーズブック カカクコム
maneo(マネオ) GMOクリックホールディングス、SMBCベンチャーキャピタル
SBIソーシャルレンディング SBIホールディングス
LCレンディング LCホールディングス

手数料で選ぶ

手数料についてはこちらの記事にまとめているので、そこから選ぶのもいいでしょう。
>> ソーシャルレンディング16社の出金手数料の比較と節約方法

投資案件で選ぶ

投資先の情報が公開されていないことが多いとは言え、やはり投資案件を見て決めたいというのは分かります。
その場合、情報公開が進んでいるオーナーズブックや、豊富な投資案件のあるmaneo、色々な国の案件に投資できるクラウドクレジットをお勧めします。

投資先は必ず分散させよう

どのソーシャルレンディング事業者を選ぶにしろ、
リスク回避のために、必ず複数の事業者に分散させて投資しましょう。

1つの事業者に資金を集中させていると、何かあった時に困ります。

当サイトおすすめのソーシャルレンディング事業者はこちらの記事にまとめています。
>> おすすめのソーシャルレンディング業者を徹底比較

どの事業者も口座開設は無料ですから、
少しでも気になった会社には、口座開設をしてみるのがいいでしょう。

全て無料で口座開設できます。

1位 クラウドクレジット
海外に投資できる点が、他のサービスにはない特長で利回りも高め。
海外分散投資をしたいならおすすめ。伊藤忠商事が株主。
クラウドクレジット

2位 オーナーズブック
不動産特化。金利は5%と比較的低めだが、物件やリスクに対する説明が豊富なので、よく知った上で投資できる。SNS機能で投資家同士が交流できる点は他にない魅力。
オーナーズブック

3位 トラストレンディング
無料会員登録とメルマガ購読で1500円キャッシュバック。10万投資で合計5000円キャッシュバック

4位 maneo(マネオ)
日本初のソーシャルレンディング。最大手で業界シェア50%超。実績ナンバーワン。投資先が豊富。

5位 FUNDINNO(ファンディーノ)
日本初の株式投資型クラウドファンディングサービスで、うまくいけば数十倍になって返ってくることも。
ファンドの募集が開始されました。

6位 クラウドバンク
証券会社が運営するクラウドファンディング。
140億円の募集実績がある。
クラウドバンク

7位 ラッキーバンク
不動産に特化したサービスで、利回りも高い。出金手数料無料も嬉しい。急成長中。
ラッキーバンク

確定拠出年金(401k)はサラリーマンにとってシンプルかつ最強の節税商品

401k

2017年になりました。いよいよ、確定拠出年金という制度がサラリーマンやOLでも幅広く、利用できるようになりました。
今まで確定拠出年金を利用できるのにしていなかった人も、これを機に一度やってみませんか?

そもそも、会社員が自主的に節税対策でき、その掛金が将来の自分の資産になる制度ってこの制度以外にありましたか?
生命保険は、全額が節税にはなりません。確定拠出年金は、全額が節税になります。確定拠出年金の掛金は毎年、最大276,000円です。
最大276,000円節税になる。それだけ画期的な制度となっています。

節税が無縁のものではなくなりました。NISAやるなら、まずは確定拠出年金からです。
難しいことを考えず、シンプルに、節税しながら老後の資産を確保するためには確定拠出年金(401k)が最強です。
あーもう節税とかよくわからないから、めんどくさい、という方は確定拠出年金だけやってください。年収別節税額も紹介しています。

大きなメリットは、「全額所得控除」と「運用益が非課税」という二点です。
リスクは、「特別法人税」と「原則、60歳以降にならないと受け取れないこと」でしょうか。

確定拠出年金のメリット

全額所得控除

掛金の全額が所得控除となり、所得税と住民税が節税になります。
本当に節税メリットだけを享受したいという方は、定期預金を運用商品に選択すれば元本割れのリスクはなくなります。*
*口座維持手数料などはかかります。

なぜ、老後のための資産運用なのに、掛金が所得控除になるの?ということですが
正直、公的年金では年金制度をまかなえないと国が諦めているような、、、70歳定年?75歳から年金支給?
昔は60歳から年金支給でしたよね。おっとこれ以上は、誰か来たようです、、、

節税してあげるから老後の資金はあなた個人でたくわえて、という意図が見え隠れします。
なのでやらなきゃ損とも考えられますね。

運用益が非課税

運用益は原則、毎年税金がかかります。税金がかかると元手が小さくなります。

確定拠出年金は運用益が非課税となっています。
ということは、元手を減らさずに次の運用に回せるということで、それだけ利益額が大きくなる可能性があるので、将来大きなプラスになり、あなたの老後を豊かにする可能性があるのです。

ちなみに、運用益が非課税のものの代表として確定拠出年金とNISAがあります。
NISAとの違いは掛金が節税になるか、どうかです。(NISAのほうが投資上限金額は120万と多いですが。)
掛金が節税となる確定拠出年金を優先した方が、税金が安くなっていいですね。

その他のメリット

受取時には退職所得が適用できるため、税金上お得です。
よく退職金を受け取るとき、年金で受け取るか一時金で受け取るか、迷っている方もいらっしゃいますが、年金で受け取ると雑所得で公的年金控除ですが、一時金で受け取ると退職所得になります。
税金上は、退職所得ほど有利なものはないので、私なら迷わず退職所得を選択します。
退職所得は分離課税で所得が半分になり、非常に優遇されているんです。
今の税制があなたが退職するときまで継続していればという条件もありますが、確定拠出年金のお金は、退職所得で受け取るといいです。

確定拠出年金のリスク

リスクとして、一点目は特別法人税でしょうか。この税金「資産残高の1.173%」というかなり重い税率が定められています。
確定拠出年金の残高に対して1.173%なので、かなり痛い課税です。現状、凍結されております。
ただ、凍結です。廃止ではありませんので、いつこの税金がかかるかわからないのも現状です。
ただ、今のところは会社員(サラリーマン・OL)は最大年間27万ぐらいしか拠出できないので、そんなに心配はいらないところです。

例えば10年後300万の残高になったとしても、特別法人税という税金は3万3千円ほどしかかりません。
それまで、毎年所得控除で節税ができるメリットを考えると悪くないです。

もう一つのリスクは、原則60歳まで解約ができないことです。年金なので、当たり前ですが、それより前に必要な資金まで確定拠出年金に拠出することはやめましょう。
この二つのリスクは注意が必要です。

 

助成金にも影響

こちらはあえてメリットに入れませんでした。給料額面から給与所得控除を引いて給与所得を求めて、所得控除の合計を引くという所得計算をする必要があるからです。
自分の計算で所得計算ができれば、子育て関連の助成金に影響するかも?!というお話をここで紹介します。

保育料や幼稚園の助成金の基準となる所得は、所得控除後の税金を元に決めている自治体が多いです。
(お住いの市町村のホームページで確認してください。)

確定拠出年金(401k)の掛金が、この子育て支援などの所得の判定に影響するわけです。(変更される可能性もありますよ。)
すごくケチくさいかもしれませんが、あと一歩で助成金の金額が上がる対象世帯の方であれば、確定拠出年金を掛けて所得控除額を増やすだけで、所得が下がり、助成金が上がることもあります。
知らないより知っている方がいい制度です。もちろん、制度を利用することは悪いことではありませんし、利用できるならした方がいいです。

ただ、最低限のマナーと良心は必要だと思います。健康で、年金を払わず年老いて、生活保護になった方にマナーはありますか?

もちろん、後悔している方も多いと思いますが、私が!私が!もらって当たり前!という権利の主張だらけ。そうならないための確定拠出年金です。確定拠出年金の本質は、自分で老後の資金を積立することです。

小さな声で言ってみました。スルーしてください。

年収別節税額

税理士監修の上で試算した、年収と節税額の大まかな目安です。
(あくまで大まかな目安です。)

全てに共通していますが、共働き世帯であれば、迷わず夫婦のうちで所得の高いほうが優先的に確定拠出年金に入るべきです。
年収が高い人が確定拠出年金に入ったほう(所得控除額が増える)が、節税額が大きく世帯の合計税金が減るからです。
例えば妻のほうが所得が高ければ妻が確定拠出年金に入ること、夫のほうが所得が高ければ夫が確定拠出年金に入ることが重要です。

  • 年収0円から年収100万まで
    住んでる自治体によりますが、所得税も住民税も無税です。401kの必要はありません。
    ただし、運用益が非課税になったり、退職所得が適用できるメリットはあります。
  • 年収100万から年収103万まで
    住民税均等割がかかります。大企業のパートなどでは社会保険もかかってくるかも。401kの必要はありません。ただし、同上。
  • 年収103万から年収131万まで
    所得税もかかってきます。大企業のパートなどでは、社会保険もかかってくるかもしれません。
    ご自身の税金額によりますが、原則掛金の15%が節税になります。
  • 年収131万から年収430万まで
    原則、掛金の15%が節税になります。
  • 年収430万から年収630万
    原則、掛金の20%が節税になります。
  • 年収630万から年収1050万まで
    原則、掛金の30%が節税になります。
  • 年収1050万~
    原則、掛金の33%~55%まで節税になります。

ふるさと納税と比較

ふるさと納税も最近流行っていますが、ふるさと納税をしても、納める税金の金額は変わりません。
返礼品があるのでお得感があるものとなっています。返礼品はお得なものが多いようですね。

ふるさと納税の場合は、老後の年金は確保できません。確定拠出年金の場合は、自分の資金を確保しつつ節税となるので非常にいい制度だと思います。
しかも、ふるさと納税は保育料や幼稚園の助成金などの基準となる所得を判定する時は、考慮外となっていることもあり要注意です。

会社員の方であれば難しいことを考えず、シンプルに節税しながら老後の資産を確保する、それが確定拠出年金(401k)です。

以下の記事で、401kの詳細を記載しています。ぜひご一読ください。