サンリオ

私はサンリオの株主なんですが、第三四半期の決算発表から売られているので、握力を高めようと決算短信を見てみました。
ざっとみた感想は次の通りです。あくまで個人的な感想ですし、厳しい目で見ています。

3つの雑感

まずは3つ、感想を記載します。

配当性向が高すぎる

2017年3月期(2016年4月から2017年3月の1年間)の予算(着地予想)でも1株当たり当期純利益(a)は94.29円となっています。
このうち、1株当たり配当額(b)で80円を支払う予定としているので、配当性向は約85%(b÷a×100)となり、サンリオが行う新規の投資は厳しくなると考えられます。
また、サンリオの場合、株主優待も行うわけで、その引当額は54百万円であり、1株当たりの影響額は1円もありませんが、一応コストはかかっているという認識でいたほうがいいかと。

予算達成は厳しいかも

2017年の1月から3月の売上については、特に真夏のアイスなどのように季節的な影響で売上が爆発的に増加することは考えられにくいです。
売上が前年2016年の1月から3月と同額しか伸びないと仮定すれば、売上予算の達成は厳しいものと考えられます。
利益についてはコストカットなどの施策により、達成可能な水準かもしれません。

海外事業の伸び悩み(特に欧州と北米)

海外は軒並み厳しい状況となっていますね。
欧州と北米については赤字が出ているんですよね。来期も赤字が出れば、欧州事業と北米事業については、減損の対象になるかもしれないので要注意です。
減損になったら、利益は結構下がりますからね。そこで、株価がドカッと下がるので、そこでナンピンしましょうか。それまでキャッシュを貯めておきます。
欧州も景気がよろしくないようです。日本も個人消費が減っていますし、、、株価は金融緩和の影響か好景気ですが。

株価はどうなの?

まず来期の2018年3月期の配当は、減額になる可能性は高いものと判断しています。株価は2018年3月期を織り込みにいっているんじゃないでしょうか。
2017年3月期の配当が、利益に比べて高すぎるんでしょうね。
2017年3月期は、法人税等の還付金が入っています。税引後利益から配当するので、今後、2017年度の売上水準で推移すると減配は避けられません。
なんで現状は利回りが高く出ていますが、利回りも妥当な水準に落ち着くかもしれませんね。

今後のサンリオの事業展開

厳しい視点で見ましたが、利益は出ており、ロイヤリティなどのストックビジネスなので問題はないでしょう。
社長問題なども株価に影響を与えているのかもしれません。
今後のサンリオの事業展開に期待です。
あっ私は売りませんよ。例え配当が0円でも優待がなくなるまでは、売りません。

私はあんまりしませんが、最近だと貸株もあります。(貸株は株価下落要因にもなるので、私はあまりしません。)
貸株金利は0.1%とかですが、銀行利息に比べるとずっと高いです。
雑所得扱いなんで、20万以下の雑所得なら、所得税の確定申告の必要もないですし、会社員にはいいかもしれません。
貸株については、またの機会に書きたいと思います。