ソーシャルレンディング

ソーシャルレンディングのおすすめ記事まとめ

今まで結構色々な記事を書いてきて、あちこちに記事が散らばっている状態なので
まとめてみました。
ブックマーク推奨です。

ソーシャルレンディング全般

クラウドファンディングって何でしょう? 5つに分類して紹介します。

クラウドファンディングとは? 購入型、貸付型などを解説

ソーシャルレンディングに投資する上で、
リスクや特性を理解することは絶対に必要なことです。
こちらの記事でまとめています。

ソーシャルレンディングのリスク、問題点とその対策

ソーシャルレンディングは詐欺なのでしょうか?
楽して儲かると聞くと詐欺っぽいですが、実体は?

ソーシャルレンディングは詐欺?!ビジネスモデルの紹介も

ソーシャルレンディングは満期が決まっているので、
ラダリングという考え方で満期をずらすとリスクが低減します。

ソーシャルレンディング投資にも使える「ラダリング」とは

名著「敗者のゲーム」に学ぶソーシャルレンディング投資術

敗者のゲームに学ぶ ソーシャルレンディング投資術

ソーシャルレンディング業者の比較

おすすめのソーシャルレンディング業者を紹介。

おすすめのソーシャルレンディング業者を徹底比較

ソーシャルレンディング業者の出金手数料の比較。
人気記事です。

ソーシャルレンディングの出金手数料の比較と節約方法

個別業者のレビュー記事

クラウドクレジットのレビュー記事です。

クラウドクレジットで高利回り投資!魅力、リスクとその対策

株式型クラウドファンディング FUNDINNOについてレビューしています。

ファンディーノ(FUNDINNO) – 日本初の株式型クラウドファンディングサービス

不動産特化型ソーシャルレンディングのオーナーズブックのレビューです。

オーナーズブック(OwnersBook)は怪しい?詐欺?評判とリスクもまとめました

ソーシャルレンディング最大手であるmaneoのレビュー記事です。

maneo(マネオ)の特徴と魅力、実績について詳しく解説

ソーシャルレンディングに安全に投資するためには、
業者の財務状況もチェックしておく必要があります。
そこで、maneoの財務状況を公認会計士が分析してみました。その結果は…?

maneoの決算分析を会計士がしてみた~ノンバンク上場企業との比較も~

不動産特化型ソーシャルレンディングのラッキーバンクのレビュー記事です。

ラッキーバンクの評判: 社長紹介から倒産リスクまで

maneo、ガイアファンディング、アメリカンファンディング、
LCレンディング、クラウドリースの合同説明会に行ったときの記録です。

maneo,ガイア,アメリカン,LC,クラウドリースの合同説明会に行ってきた

税金関係

ソーシャルレンディングで確定申告をする人向け。
確定申告の仕方を公認会計士が画像つきで丁寧に説明しています。

ソーシャルレンディングの確定申告~収入・経費と税金計算の仕方~

公認会計士が教えるソーシャルレンディングの節税方法

ソーシャルレンディングの税金と2つの節税対策

ソーシャルレンディングは税制上、専業主婦に向いているという解説です。

【専業主婦向け】ソーシャルレンディングは最強の投資であることを税金面から考える

maneoの決算分析を会計士がしてみた~ノンバンク上場企業との比較も~

maneoロゴ

みんなのクレジットが金融庁から行政処分勧告を受けた影響で、決算書も見ておく必要があるなと考え、この記事を書いています。

ソーシャルレンディング(投資型クラウドファンディング)は少額・短期間から投資でき、利回りも高くて話題です。
ただ、「ソーシャルレンディングのリスク」の記事でも紹介した通り、ソーシャルレンディングは元本保証されないという欠点があります。

元本保証されない可能性として、ソーシャルレンディング事業者が経営不振に陥った場合が挙げられます。
企業として継続可能かどうかを確認するには、公表されている決算書を見るのが、一番手っ取り早いです。
そのため、maneoの決算書を見て、安全かどうかを他社比較で確認してみます。

今回の記事は専門的なのでご注意ください。
また、この決算書分析は、投資を勧誘するものではなく、あくまで個人的な見解・分析であることを、あらかじめご承知おきください。

maneoの決算分析

maneoの決算分析をしていきましょう。

maneoをはじめとするソーシャルレンディング業者は、取引業者に貸す利息と投資家へ支払う利息の利ザヤで稼いでいます。

ソーシャルレンディング業者は、ノンバンク(消費者金融)の取引と内容が似ています。
そのため、消費者金融に個人的には全く興味ありませんが、ノンバンクの上場企業などと比較しながら分析してみます。

どこが貸付していて、どの会社が分析の対象?

maneoの決算書をHPで見に行くと「maneo株式会社」と「maneoマーケット株式会社」の2つの企業があります。
どちらの会社を分析すれば良いでしょうか?
次のスキームを確認すると、匿名組合出資契約をしているのはmaneoです。
そのためmaneoの決算書を見ておけばいいでしょう。

maneoスキーム
こちらは、平成28年3月31日付の貸借対照表と損益計算書です。

maneo BS

 

maneo PL

早速maneo株式会社が安全かどうかを確認してみましょう。

maneoの安全性分析

安全性分析には、貸借対照表(BS)を使います。
ここでは、ノンバンクの代表格である、アイフルとオリエントコーポレーション(オリコ)とmaneoを比較してみましょう。
いずれも連結ではなく個別決算書で、平成28年3月31日を基準として、流動比率*1と自己資本比率*2を比較してみます。

maneo アイフル オリコ
流動比率 103.2% 294.8% 114.9%
自己資本比率 3.32% 19.2% 5.1%

*1:流動比率とは流動資産/流動負債×100(%)で求める安全性分析の一つ。高いほうがいい。1年以内に支払期限の到来する流動負債を、1年以内に現金化できる流動資産でどれだけカバーできているかといった短期的な支払能力を示す指標。
*2:自己資本比率とは自己資本/総資本×100(%)で求める安全性分析の一つ。高いほうがいい。資金調達を返済期限のない株主資本でどれだけ行っているかといった安全性の指標。

以下、簡単に個人的な感想です。

①流動比率
maneoの流動比率は、100%を超えており、特にそこまでの問題はなく、オリコと比較してもそこまで遜色はないかと思います。
アイフルと比較すると、アイフルの方が優良ですが、アイフルの場合、過払い金などの支払リスクもあり、現預金などの流動資産を高めにしていることが考えられます。

ただ、maneoの場合は、流動資産を固定資産に、流動負債を固定負債に組み替えられていないので、流動比率の分析は複雑ですね。
(詳細はワンイヤールールの節で後述します。)
流動資産>流動負債なので、問題はないかと思います。

②自己資本比率
maneoの自己資本比率は、少し心配といった程度かなと。
ただし、maneoは創業10年ぐらいと間もないことを考えると、利益が赤字であれば問題ですが、赤字でない限り、そこまでの心配はないかと。
(自己資本比率は、利益を蓄積していくと上がります。maneoは公表されている2012年からは常に黒字で利益が発生しています。)
アイフル、オリコはともに創業40年は経っているため利益が蓄積されていると言えます。
maneoも今後、自己資本比率を高めていけばいいと考えています。

 

ざっくり①、②をまとめると

  • 資産>負債であり、特段の問題はない。
  • 2012年から利益が毎年発生しており、自己資本比率の低さは、今後の事業展開で高めていける

 

次のワンイヤールールについては細かいので、わからなければ無視してください。
個人的な見解ですし、不親切かなと思う程度で、決算書に影響はないと思いますが、一応書いておこうかと思います。

ワンイヤールール

決算書の表示科目の分類としてワンイヤールールというのがあり、例えば一年以上返済義務のない預り金は、「長期預り金」として、流動負債ではなく固定負債に分類することになります。

maneoが取り扱っているローンも、募集期間は20か月などもあり、maneoの決算日(3月31日)より一年以上(12か月以上)かかることがあります。
本来ならば、匿名組合出資金は流動負債に全額計上するのではなく、決算日より1年以上のローンに対する匿名組合出資金は「長期預り金」として固定負債に組み替えないといけません。

同様に、営業貸付金も、本来は、流動資産から投資その他の資産として、固定資産に組み替えないといけないでしょう。

この流動から固定への決算書の開示科目の組み替えはmaneoはやってません。まぁいいんでしょうけど。

上場していないことや、資本金が5億円未満、負債200億円未満であることから、公認会計士の監査を受けてないので決算書について、ここでは細かいところまで突っ込まないようにします。

ただ、この水準で推移すると、おそらく来年ぐらいには負債200億円を超えるんじゃないかと思います。
来年ぐらいには公認会計士の会社法監査が必要になってくるかもしれませんね。

まとめ

ざっと見た感じ、上場企業と比較してもそこまで遜色ないかなと。
借り手が倒産などしても、元本回収のリスクを負うのは投資家であってmaneoではありません。
そのため、maneoが倒産することはないと思います。
ただし利ザヤビジネスなので、投資案件が少なくなると収益が上がらなくなり危うくなるかもしれませんね。
いずれにせよ突然、maneoの事業が継続できなくなったりするリスクは個人的には少ないと考えられます。

ただ、監査が入ってないため、決算書の信頼性は、監査がある上場企業などと比較すると劣ります。

maneoの口座開設はこちらから。
maneoの公式サイト

ソーシャルレンディングは詐欺?!ビジネスモデルの紹介も

利子

ソーシャルレンディング(投資型クラウドファンディング)が少額・短期間から投資でき、利回りも高くて話題です。
最近の低金利ではあり得ないような高利回りを享受することができます。
一見、詐欺なんじゃないの?と不安に感じます。
そこで、ソーシャルレンディングは詐欺なのか?詐欺でないなら、ソーシャルレンディング業者はどのようにして稼いでいるのか?を個人的に考察したのでご紹介します。

ソーシャルレンディングは詐欺なのか?

あくまで個人的な見解ですが、ソーシャルレンディングってパッと見、詐欺ぽいですよね。
私は、①ノーリスク ②楽して、簡単に ③儲かる、稼げる、こういうキーワードの組み合わせが出ると、もう受け付けません笑
甘い言葉には気を付けないといけないという先人たちの言葉通り、十分に気を付けています。

上手い話があれば、周りに教えずに、自分だけがそのビジネスを継続してやってたほうがいいからです。

逆に、①リスクがあり ②苦労して ③稼ぐ、儲けるのであれば、やってもいいかと思います。
それが普通で、当たり前だからです。リスクなくしてリターンなしです。

前置きが長くなりましたが、ソーシャルレンディングは詐欺なんでしょうか?

ソーシャルレンディングの特徴

詐欺の特徴は、①ノーリスク ②楽して、簡単に ③儲かる、稼げるとお伝えしました。
ソーシャルレンディングは、決してノーリスクではありません。そのため、詐欺の特徴の「ノーリスク」には当てはまりません。

投資期間と投資利回りがあらかじめ想定できますし、楽して儲かる可能性もあります。
要は、お金がお金を稼いでくるパターンです。

ただし、ソーシャルレンディングにはリスクもあります。ソーシャルレンディングのリスクについては、次の記事でまとめているのでご一読ください。

ソーシャルレンディングは、元本が回収されないなどのリスクをとっているからこそ、高いリターン(利回り)を得られます。
通常、利回りが高いということは、その分、貸し倒れるリスクも高くなります。
利回りが高すぎる案件に投資するか、投資しないかは自分で自由に決定できます。
人間の心理状況としてリスクがなく稼げるというものには飛びつきやすいですが、リスクがあるからこそ、リターンがあるわけです

ソーシャルレンディング業者のビジネスモデル

ソーシャルレンディングが詐欺ではないとしたら、投資家から預かったお金をどのように使い、どのように儲けているのでしょうか?
業者のビジネスモデルの仕組みについて見ていきましょう。

ソーシャルレンディング業者は、借り手に貸す利息と、投資家へ支払う利息の利ザヤで稼いでいます。
maneoのスキーム図を拝借すると、次のような仕組みになっています。

maneoスキーム

maneoから、借り手に貸し付ける利息を10%(上図の②)、投資家に返済する利息を5%(上図の④)とすると、maneoは5%の利ザヤを稼ぐことができます。
(あくまで仮定の数字です。)

この利ザヤで稼ぐというのは、アイフルやオリコなどのノンバンクも同じですね。

ソーシャルレンディング業者は、ノンバンク(消費者金融)のビジネスモデルと内容が似ています。
ノンバンクは銀行からお金を借りて、消費者(個人)にお金を貸して、利ザヤ(消費者金利-銀行借入金利)で稼いでいます。
ソーシャルレンディングの場合は、お金を借りる相手は我々個人です。ノンバンクの場合は、お金を借りる相手は銀行です。
取引の相手方は異なるかもしれませんが、取引としての性質は同じようなものなのです。

ソーシャルレンディング業者は、利ザヤで稼ぐビジネスということがわかりました。
利ザヤで稼ぐビジネスは、稼げる案件が少なくなると(借り手が定期的に見つけられない、投資家からお金を集められない)事業継続が危うくなるリスクもあります。

だからこそ、ソーシャルレンディング業者は、投資家の信頼を勝ち取るべく、貸し倒れの失敗がない案件を選んでくるのかもしれませんね。

全て無料で口座開設できます。

1位 クラウドクレジット
海外に投資できる点が、他のサービスにはない特長で利回りも高め。
海外分散投資をしたいならおすすめ。伊藤忠商事が株主。
クラウドクレジット

2位 オーナーズブック
不動産特化。金利は5%と比較的低めだが、物件やリスクに対する説明が豊富なので、よく知った上で投資できる。SNS機能で投資家同士が交流できる点は他にない魅力。
オーナーズブック

3位 maneo(マネオ)
日本初のソーシャルレンディング。最大手で業界シェア50%超。実績ナンバーワン。投資先が豊富。

4位 FUNDINNO(ファンディーノ)
日本初の株式投資型クラウドファンディングサービスで、うまくいけば数十倍になって返ってくることも。
ファンドの募集が開始されました。

5位 クラウドバンク
証券会社が運営するクラウドファンディング。
140億円の募集実績がある。
クラウドバンク

ソーシャルレンディング投資にも使える「ラダリング」とは

ハシゴ

投資をするときは、不測の事態があっても構わないように、ある程度の額を投資せずに、貯金しておく必要があります。
不測の事態というのは、たとえば会社をクビになったり、病気で働けなくなったり多額の医療費がかかったりといったことです。

でも、貯金(現金や普通預金、定期預金)の利息はとても少ないので、投資に回せば得られたはずの利益を得ることができなくなってしまいます。
つまり、あまり多額を現金で持っていると、せっかくの利益を逃してしまうことになります。機会損失です。
そのため、現金をいくら確保しておけばいいか、というのは投資する上でよく考える必要があります。

世間的には300万円だとか、給料6ヶ月分だとか色々と意見がありますが、人によって異なるのでここでは踏み込みません。
このお金のことは生活防衛資金と呼ばれていますので、ググってみるといいかもしれません。

ラダリングとは

さて、ラダリングという考え方があります。
これは、債券投資や定期預金のときに使われる考え方で、ラダリング(laddering, はしごの意味)のように満期が異なる商品を組み合わせて投資する方法です。

たとえば、満期が5年の定期預金は償還(お金が返ってくる)までに5年間待たなければいけませんが、5等分して、それぞれ満期が1年、2年、3年、4年、5年の定期に預金するとどうでしょうか?
毎年、5分の1が償還されるようになります。

さらに、満期1年の定期預金が償還されたら、次はまた満期5年の定期預金を契約します。

ラダリング

満期が長いほど金利が高くなる傾向にあるので、これにより5分の1が毎年償還されるにもかかわらず、高い金利を得ることができるようになるのです。
1年以内には使わないけど、5年以内には使うかもしれないお金を運用するのに向いている方法と言えます。

ラダリングをソーシャルレンディングに応用する

この考え方はソーシャルレンディングにも使えます。
ソーシャルレンディングの場合は、必ずしも希望のファンドが希望の日に償還されるわけではないですが、考え方は応用可能です。

たとえば、最近の案件を例に挙げると、以下のように期間をずらしてみてもいいかもしれません。

うまくラダリングをすることで、万が一の時に必要な資金を確保しつつ普通預金や定期預金を減らすことができるので、投資効率を高めることができます。

ソーシャルレンディングは満期が比較的短くて高利回りというメリットがあるので、私も今まではとりあえず定期預金に入れていた資金をソーシャルレンディングに振り分けています。

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オーナーズブック

3位 maneo(マネオ)
日本初のソーシャルレンディング。最大手で業界シェア50%超。実績ナンバーワン。投資先が豊富。

4位 FUNDINNO(ファンディーノ)
日本初の株式投資型クラウドファンディングサービスで、うまくいけば数十倍になって返ってくることも。
ファンドの募集が開始されました。

5位 クラウドバンク
証券会社が運営するクラウドファンディング。
140億円の募集実績がある。
クラウドバンク

会社員の方で、不測の事態があった場合はこちらの記事も参考にしてください。

オーナーズブック(OwnersBook)は怪しい?詐欺?評判とリスクもまとめました

OwnersBookロゴ

オーナーズブック(Owners book)不動産に特化したソーシャルレンディング(投資型クラウドファンディング)サービスです。
サービスを開始して以降、一度も貸し倒れが発生したことがないにもかかわらず、「オーナーズブック 怪しい」とか「オーナーズブック 詐欺」と検索してくる方がいるので、今日はそれについて書いてみます。

オーナーズブック(Owners book)って?

まずはオーナーズブックの特徴を簡単にまとめます。
利回りは5%程度で、競合のラッキーバンクトラストレンディングと比べて低めですが、不動産鑑定士をはじめとする不動産のエキスパートが厳選した不動産担保付きの物件を扱っています。
一口 1万円から投資可能で、物件の売却が予定よりもうまくいけば追加配当を行うファンドもあります。これについては後述します。

他のソーシャルレンディングとの比較はこちら

オーナーズブックは怪しいのか?

オーナーズブックの運営会社は信用できるのか?

オーナーズブックを怪しいと考える人は、とりあえず運営会社が信用できないのではないでしょうか。
運営しているロードスターキャピタル株式会社は総合不動産会社です。

会社概要を見てみます。

まず、資本金が5億4,955万円、資本準備金とあわせて10億8,910万円もあります。
ソーシャルレンディング業界トップのmaneoの資本金はmaneoマーケット社と合わせても3億8000万円ですから、オーナーズブックの資本金は非常に多いことが分かります。

サービス名 資本金
オーナーズブック 5億4,955万円
maneo 3億8,000万円
みんなのクレジット 2億0,000万円
FUNDINNO 5,000万円

資本金が多いということは、企業としての体力があると言うことができます。

また、maneoマーケット株式会社の経常利益が3億円*なので、なんとmaneoの倍以上を稼いでいる会社です。
*2017年3月期連結決算

所在地は東京都中央区銀座2-6-16 ゼニア銀座ビル6階です。

銀座の一等地にオフィスを構えているのですね。

事業内容は、「不動産特化型クラウドファンディング業務、コーポレートファンディング業務、不動産仲介・コンサルティング業務、アセットマネジメント業務」となっており、不動産に強みを持っていることが分かります。
クラウドファンディング事業を行う前から、不動産ビジネスで実績がある社員が集まっているそうです。

また、社長は「不動産は高額のため個人が投資するのは難しかったが、クラウドファンディングを使えば普通の個人でも投資することができる」と考えているそうです。
個人投資家にとって選択の幅が広がることは歓迎すべきことです。

余談ですが、IT関連業務を内製化しているそうです。
私も本業がIT関係ですので、Webサイトを見ただけでシステム開発スキルが高いことが分かります。
さらに、ソーシャルレンディング会社では珍しく、専用のスマホアプリもあります。
AndroidもiPhoneも両方OKです。

投資先がよくわからない

さて、運営会社については分かったので、募集ファンドについて見てみましょう。最近(2017/2/23)の募集案件を見てみると、概要にこのように書いてあります。
ちょっと難しいかもしれないですが、概要くらいは理解してからでないと投資するのは危ないと思いますので読んでみましょう。

東京都品川区二葉に所在する新築マンション1棟(物件①)と、東京都文京区本郷に所在するマンション1室(物件②)を担保とする「メザニンローン」への投資となります。物件①を所有する不動産保有会社Eに7,000万円、物件②を所有する総合不動産会社A50万円、合計7,050万円の貸付を行います。

つまり、物件①を担保に不動産保有会社Eに7000万円、物件②を担保に総合不動産会社Aに50万円を貸すということです。

「不動産保有会社E? 総合不動産会社A?
なんだこれは? 貸付先がイニシャルになっていて分からないじゃないか。
怪しい・・、こんなんじゃ投資していいか判断がつかないぞ。
しかもAにはたった50万円しか貸さないのか。取ってつけたみたいだな。」

と思うかもしれませんが、これはオーナーズブックが貸金業者登録を受けているためです。

行政当局の指導により、貸金業者登録後の新規募集案件においては、覆面化(借入人の匿名性の確保)と複数化(一つの募集案件から二人以上の借入人へ融資される状態)を図ってまいります。

ロードスターファンディング株式会社の貸金業者登録に際して  –  ロードスターキャピタル株式会社

ということで、行政当局の要請でこのような形態になっています。
ちなみに、ロードスターファンディング株式会社はロードスターキャピタルの完全子会社です。

会社を分けることにより、親会社のロードスターキャピタルの経営が仮に悪化したとしても、
ソーシャルレンディング事業を行っているロードスターファンディングに影響しにくくなっています。
つまり、投資家の資金が保護されやすくなるということです。

他のソーシャルレンディング会社もそうですが、2社目の貸付先(今回の場合は総合不動産会社A)は”おまけ”だと思われます。
きっとロードスターキャピタル社と関係の深い会社に貸しているのでしょう。
そうしないと、1社目の貸付先(不動産保有会社E)が望むタイミングで望む額を貸し出すことが難しくなってしまうからです。
たまたま、同じ額を同じタイミングで借りたい企業を2社以上探してくるのは難しいですよね。
他のソーシャルレンディングでもやっていることなので、これは問題ないです。

オーナーズブックの公式サイトはこちら

 

オーナーズブックに投資すると、どんなリスクがある?

「怪しくないことは分かったけど、やっぱりリスクがあるんじゃないの?」
はい、リスクについては知っておくべきですよね。
大きくは、借り手やオーナーズブック(ロードスターファンディング社)の財務状況の悪化リスクや、不動産の担保価値が下落するリスクがあります。

財務状況の悪化リスク

オーナーズブックの財務状況については、先ほど述べた会社概要が参考になるでしょう。
しかし、借り手の財務状況は公開されていません。
オーナーズブックには不動産の各分野に精通したエキスパートがいるということなので、オーナーズブックの審査を信用するしかないですね。

担保価値の下落リスク

オーナーズブックは、借り手がお金を返せなくなったときのために、担保を取っています。
先の例で言うと物件①や②のことです。
担保のリスクについては、オーナーズブックがロケーション、稼働率、スポンサークレジット(借り手)の観点から、以下のように分かりやすく図示しています。

オーナーズブックの物件リスク分析

担保評価額と貸付額についても図示されているので、これを参考に投資判断をするといいと思います。

オーナーズブック財務構造
出典:https://www.ownersbook.jp/project-detail/index/1044/

この例の場合は、担保評価額よりもローン額の方がかなり少ないことが分かります。(約74%)
つまり、借り手がお金を返してくれなかったとしても、担保を評価額の通りに売却できれば、お金が返ってくるということです。

オーナーズブックでは、担保となる不動産の築年数や立地、住戸数、賃料といったことまで開示されていますから、
担保評価額の妥当性を自分である程度調べたり計算することも可能です。
ここまで情報を開示している会社はなかなか無いです。
ラッキーバンクトラストレンディングではここまで公開されていません。

土地の価格はあくまで目安ですが東京都の地価Googleマップ版で調べることができます。

また、オーナーズブックでは、外部の不動産鑑定士の評価も併用しているため、
担保評価額には一定の信頼が置けると考えられます。

オーナーズブックの評判は?

オーナーズブックや私の言うことだけでは信用出来ないかもしれませんね。
そう思ってTwitterを探してみましたが、特に悪い評判は見当たりませんでした。
いくつかユーザーの声を抜粋します。

注: 1年以下のファンドも多くあります。
DDとはデューディリジェンスのことで、ここでは、オーナーズブックが不動産物件に対して行う調査のことです。
担保の評価額が納得できるか?といったことですね。

オーナーズブックの公式サイトはこちら

 

オーナーズブックの特長

期限前償還で利回り14.5%?

オーナーズブックは基本的に利回り5~6%程度なのですが、運用している不動産をうまく売却できれば、期限前償還*され、売却益に応じて利回りが高くなるという特長があります。対象のファンドには「売却時の追加配当」との説明が書いてあります。
*期限前償還: 当初の予定よりも、早くお金を返してもらえること

過去の案件一覧を見てみると、ありました! 利回り14.5%のファンドです!(年換算)

オーナーズブック期限前償還14.5%

配当は利息制限法の範囲で行うとのことなので、利回りは最大でも15%までのようです。

なお、2017/2/23時点で償還済みの過去15件の利回りを平均したところ、7.7%になりました。意外と8%弱の高利回りが得られているようです。
実際に投資した資金が返ってきているわけですから、詐欺ではなさそうです。

オーナーズブックの公式サイトはこちら

おまけ: マネーフォーワードにも対応

最近見つけたのでついでに書きますが、オーナーズブックは自動家計簿アプリのマネーフォワードに対応しています。
つまり、マネーフォワードから資産を一元管理できます。
ちなみに、マネーフォーワードは他にもmaneoガイアファンディングに対応しています。

オーナーズブックの公式サイトはこちら
オーナーズブック