ソーシャルレンディング

ソーシャルレンディングのリスク、問題点とその対策

少額・短期間から投資でき、利回りも高くて話題のソーシャルレンディング(投資型クラウドファンディング)。
しかし、完璧な投資商品はありませんから、リスクや問題点もあります。以下に挙げる特性を理解した上で、適材適所で活用していきましょう。

 

元本保証がない

元本保証はされません。借り手やソーシャルレンディング事業者に何かあった場合、最悪のケースだと投資した資金が一切返ってこないことがあります。
もちろん、逆に、投資額を超えて損をすることもありません。

元本保証はされませんが、元本割れがあったりすると投資家が離れていってしまうので、ソーシャルレンディング業者は色々と対策をしています。例えば、融資先の審査をしっかりと行ったり、担保を取ったり、会社代表者の連帯保証を取ったりしていることもあります。そのような業者を選べば比較的安心です。

当サイトで紹介しているソーシャルレンディング業者はほとんどが担保を取っているはずです。担保を取っていれば、借り手に何かがあったとしても、元本が保全できる確率は高まります。

また、クラウドクレジットが行っている保全策については以前こちらの記事で紹介しています。

ちなみに、今までソーシャルレンディングが元本割れしたという話は聞いたことがありません。
たとえば、maneoは過去6年間で600億円以上の貸し付けを行っていますが、元本割れはもちろん、予定利回りを下回ったことも一度もないそうです。

 

途中解約できない

ソーシャルレンディングは満期が決まっており、原則的に途中解約ができません。その期間中に必要になるお金を投資してしまわないように、運用期間を確認した上で投資しましょう。

途中解約はできませんが、そのおかげで解約しようかどうしようか迷って時間を無駄にすることもありません。株式投資だとつい途中で売りたくなってしまい、売ったら株価が上がっていったなんてこともありますが、ソーシャルレンディングではそういう心配はないです。

ソーシャルレンディングは運用期間があらかじめ決まっているため、収益をコントロールしやすいというメリットもあります。それについてはこちらの記事も参考にしてください。

 

投資後にできることがない

投資したあとは業者におまかせで、自分にできることはありません。逆に言うと何もしなくていいというメリットとも言えます。
そのため、忙しい会社員や、初心者でも始めやすいです。

 

満期前の償還(早期償還)

ソーシャルレンディングでは、貸し付けた資金が予定よりも早く投資家に返済されることがあります。
そうなると、他の投資先を探さないとなりませんので、手間がかかります。

ただ、早期償還は基本的にはメリットだと考えています。
なぜなら、短期間で高い利回りを得ることができるからです。
ソーシャルレンディング各社のファンド一覧を見ていると、年あたりの利回りは運用期間が長いほど上昇する傾向にあります。

たとえば、最近のみんなのクレジットのファンドの例をあげてみます。
《第100号》 不動産ローンファンドは18ヶ月で8.10%
《第101号》 不動産ローンファンドは16ヶ月で7.50%

100号案件が16ヶ月で償還されれば、101号案件と同じ運用期間なのに、利回りが0.60%高くなるということになるのです。
※利回りは年換算利回りです。

また、みんなのクレジットトラストレンディングといったキャッシュバックがある業者の場合は、運用期間が短くなるほど利回りが向上します。
運用期間が変わってもキャッシュバック額は変わらないからです。
ちなみに、私もつい先日、みんなのクレジットで9000円のキャッシュバックを受けました。

ただし、後述する待機時間も考慮すると、早期償還によって実質利回りが低下する可能性があります。

 

投資先が見えない

ソーシャルレンディングでは投資先の詳細が分からないようになっています。これは、怪しい事業や会社だから公開していないのではなくて、法律や金融当局によって規制されているためです。
投資先(借り手)を投資家(あなた)に公開してしまうと、貸金の扱いになり、投資家が貸金業者になってしまうという理屈です(!)。

なんとも奇妙な話です。このあたりの法制度がしっかりとしてくれば、アメリカのようにソーシャルレンディングがさらに普及すると思うのですが。

とにかく、投資家からは投資先が分からないので、ソーシャルレンディング事業者を信用するしかありません。信用できる業者を選ぶようにしましょう。当サイトでは、私たちが投資するに値しないと判断した業者は紹介していません。

 

分配金は雑所得

ソーシャルレンディングの多くは毎月分配金が支払われます。これは雑所得になるため、所得が多い人にとっては税制上不利です。

株の利益は約20%課税されるのですが、ソーシャルレンディングの場合、本業の所得が多い人は最大で約55%も課税されてしまいます。この場合、法人化を行うことで税金を減らせる可能性があります。また、収入の少ない家族がいれば、その人の名義にすることで節税することもできます。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

株と違って特定口座のような仕組みがないため、確定申告が少し面倒です。
この辺は今後の法整備に期待したいところです。

 

投資までの待機時間がある

ファンドにはそれぞれ募集期間がありますが、募集終了日から実際に投資が実行されるまで時間があります。この間は資金をすでに振り込んでいるにもかかわらず利息が発生しないので、実質の利回りは低下します。

たとえば、クラウドクレジットの例を見てみましょう。(図はクラウドクレジットから引用して加工)

クラウドクレジット運用期間
赤枠で囲った部分を見てください。募集終了は2月下旬なのに、貸付実行は3月上旬になっており、この間は利息が発生しないことが分かります。

また、投資効率を考えれば、募集終了間際に投資するのがよいということになりますが、人気の案件だと、募集開始後すぐに投資しないと募集終了してしまうことがあります。たとえばラッキーバンクトラストレンディングではしばしば起こります。その場合、さらに待機時間は長くなります。

投資が実行されるまでは借り手にはお金が渡ってはいないでしょうが、ソーシャルレンディング事業者にはお金が渡っています。そのため業者の倒産リスクを負うことになります。
業者の倒産を避けるという観点では、クラウドクレジットmaneoには大企業が出資しているという点を考慮するとよいでしょう。

 

出金手数料がかかる

業者によっては出金手数料がかかります。一方で無料の業者もあります。
みんなのクレジットオーナーズブックは有料ですが、クラウドクレジットラッキーバンクトラストレンディングは無料です。

こちらの記事にまとめていますのでご覧ください。

 

おわりに

ソーシャルレンディングのリスクや問題点について見てきました。投資をする上で、リスクを知ることは大切です。
知ることでヘッジできるリスクもあります。複数の業者や案件に分散投資を行い、運用期間もずらすことで軽減できるリスクもあるということは覚えておきましょう。
分散するのは投資の基本です。

 

ソーシャルレンディングランキング

全て無料で口座開設できます。

1位 クラウドクレジット
海外に投資できる点が、他のサービスにはない特長で利回りも高め。
海外分散投資をしたいならおすすめ。伊藤忠商事が株主。
クラウドクレジット

2位 オーナーズブック
不動産特化。金利は5%と比較的低めだが、物件やリスクに対する説明が豊富なので、よく知った上で投資できる。SNS機能で投資家同士が交流できる点は他にない魅力。
オーナーズブック

3位 maneo(マネオ)
日本初のソーシャルレンディング。最大手で業界シェア50%超。実績ナンバーワン。投資先が豊富。

4位 FUNDINNO(ファンディーノ)
日本初の株式投資型クラウドファンディングサービスで、うまくいけば数十倍になって返ってくることも。
ファンドの募集が開始されました。

5位 クラウドバンク
証券会社が運営するクラウドファンディング。
140億円の募集実績がある。
クラウドバンク

 

ソーシャルレンディング投資状況を公開【2017年2月】

「共働き貯金.com(当サイト)の管理人はソーシャルレンディングを勧めているけど、本当に投資しているのだろうか?」
はい、もちろんしています。投資状況を公開してみます。

投資状況

みんなのクレジット

投資額:10万円
利回り実績:14.6%
分配金総額:1552円
キャッシュバック総額:13,000円

みんなのクレジットは「運用実績」のページで利回り実績が表示されるようになりましたね。
源泉徴収もしっかりとされていますし、文句ないです。

みんなのクレジット201702実績

以前の記事で予想した通り、新たなキャンペーンが開催されて利回りが上がりましたので、明日(2017/2/20)追加投資をするつもりでいます。
記事で言及した97号への投資はしてませんでした・・・

今なら新規口座開設で1000円キャッシュバック、15万円以上投資でさらに2000円キャッシュバックのキャンペーンも合わせて実施中です。

ラッキーバンク

投資額:30万円
年間利回り:9.4%
分配金総額:0円 (次回分配予定金額:2,891円)

ラッキーバンクも投資したばかりなので、まだ分配金はもらっていませんが、もうすぐ2,891円もらえるそうなので期待してます。

 

トラストレンディング

投資額:10万円
年間利回り:9.0% (キャッシュバックと誕生日プレゼント込みで14.5%)
分配金総額:0円
キャッシュバック総額:5,000円

トラストレンディングにも投資したばかりなので分配金はもらっていません。
キャッシュバック5000円はしっかり受け取っています。(メルマガ購読をして、10万円投資すればもらえます)
誕生日には500円分のQUOカードももらいました。

 

グリーンインフラレンディング

投資額:20万円
年間利回り:14%
分配金総額:0円

個人的に太陽光発電などの再生エネルギーが好きなので投資しています。利回りも高いですし。
本当は風力発電の方が好きなのですが、タイミングが悪かったようで投資できていません。風力発電所を眺めていると癒されますよね。(個人の感想です)

投資したばかりなので、まだ分配金は出ていません。

 

口座開設済みだが投資していない業者

以下の業者には口座開設をしていますが、まだ投資をしていません。

クラウドクレジットに投資をしていない理由は、私が外国株式を大量に保有しており、ポートフォリオが海外資産に偏っているからです。
ただし、海外資産を持っていない方は多いと思いますので、そういった意味でオススメしています。ソーシャルレンディングだけで海外に分散投資できるのは魅力です。
ちなみに、海外投資の確定申告については下記の記事で紹介していますが、結構面倒です。その点もクラウドクレジットを通せば楽になります。

オーナーズブックmaneoSBIソーシャルレンディングについては利回りが相対的に低いため、まだ投資していません。
はい、私のリスク選好が強いということです(笑)
これらの業者はリスクが比較的低いので、ソーシャルレンディング初心者の方には特にオススメです。
投資先の分散のため、私も今後の投資を検討しているところです。

FUNDINNOについては、まだファンドが募集されていないので、投資したくてもできない状況です。
日本初の株式投資型クラウドファンディングということで注目しています。

maneo,ガイア,アメリカン,LC,クラウドリースの合同説明会に行ってきた

maneoロゴ

先日、maneoマーケット株式会社主催のmaneoLCレンディングガイアファンディングクラウドリースアメリカンファンディング5社合同説明会に行ってきました。場所は東京国際フォーラムです。

maneo (マネオ)

maneoロゴ

まずは、maneoの瀧本憲治社長の登場です。
私は、三橋貴明氏との対談の動画をYouTubeで見たことがあったので、「あ、本物だ!」と思いました(笑)
余談ですがこの動画はなかなか面白いです。やはり、国の借金1000兆円は嘘だったのだと確信しました。

 

さて、セミナーの話に戻ります。瀧本社長は、投資家が抱きがちな疑問について率先して説明しているという印象を持ちました。
たとえば次のような疑問です。

申し訳程度の貸付金額5万円の謎

「なぜ、maneoのローンファンドは2案件がセットになっていて、片方は貸付金額が5万円なのか?」

これは、東京都の貸金業対策課に「借り手が特定できないようにしてほしい。借り手が2社以上なら、片方の金額が少なくても良い。」と言われたからとのことです。

法人での投資について

maneoは法人の投資家も受け付けています。所得が多い個人が法人化して投資しているそうです。ソーシャルレンディングは総合課税なので、所得が多い人にとっては所得税率が高いですからね。
1億円以上投資している大口投資家も存在しています。夢が膨らみますね。

ソーシャルレンディングでの法人化についてはこちらの記事で解説しています。

マイナンバー登録は必要?

maneoはマイナンバーを登録しなくても投資できます。
maneoとしては登録をお願いする努力はしているそうですが、必須ではありません。

証券会社で投資をしている方は2018年12月末までにマイナンバーを登録しないといけないそうなので、ソーシャルレンディングもこれと合わせてくるかもしれませんね。

分別管理してるの?

maneoのお金と、投資家から預かったお金をどのように管理しているか?ちゃんと分けているか?という話です。
証券会社がやっているような金銭信託は当局から求められていないので実施していません。
銀行内でバーチャルに口座を分けることで、投資家から預かったお金を誤って社員に給料として支払うといったことがないようにしているそうです。

maneoファミリー*の各会社が分別管理をしているかどうかは、maneoがちゃんと確認しているそうです。

* LCレンディング、ガイアファンディング、クラウドリース、スマートレンド、アメリカンファンディング、グリーンインフラレンディング、さくらソーシャルレンディングといったmaneoプラットフォームを使用している会社たち

maneoの公式サイトはこちら

C社って?

maneoのローンファンドの借り手に「C社」という会社が出てくることがあります。これは瀧本氏が社長を務めるUBIfinanceという会社だそうです。
ちょっとここの仕組みはよく分かりませんでしたが、一旦、この会社が資金を借りることがあるそうです。
期限内に投資先が見つからなかったとかそういうパターンなのでしょうか。

なぜ銀行から借りないのか?

借り手が銀行ではなくmaneoから借りる理由として以下の理由を挙げていました。

  • 銀行は、経歴が浅く決算書が3期分ない会社には貸してくれない
  • 銀行の審査が長い
  • 銀行は転売案件や地上げ案件には貸してくれない
  • (銀行が求める)ストーリーがないと貸してくれない
  • 銀行は開発案件には貸してくれない
    • 瀧本氏も老人ホームを作った時に貸してくれなかったとのこと

保証について

maneoは借り手の業務内容や実績・財務内容を確認したり、社長と面談したりして審査を行っています。
最近はmaneo社内での融資基準が厳しくなり、maneo社員は説得のための資料作成などに苦労しているそうです(笑)

ちなみに瀧本氏が言うには、社長個人に保証能力がないため、社長の個人保証というのはほとんど意味がないそうです。

投資家構成は?

人数にすると1%程度しかいない投資額3000万円以上の層が、金額で見ると18.5%を占めています。
ソーシャルレンディングはどこの業者も大口に頼る構図だと言っていました。

maneoの過去 P2Pレンディング

maneoは2011年に瀧本氏が買収しました。maneoは、以前は個人が個人にお金を貸し付けるP2Pレンディングを行っていましたが、買収されたことを機に法人への貸し付けに転向しました。
日本でP2Pレンディングで成功した企業はありません。やはり個人はちゃんと返さなかったりするようです。

ねずみ講(ポンジースキーム)なの?

ちなみに、maneoはねずみ講(ポンジースキーム*)はやってないそうです。仕組み上、やろうと思えばできますが、そんなことをすれば社員が辞めちゃうそうです(笑)
maneoファミリーには多くの会社がありますし、全ての会社が共謀するなんてことは現実的にできないので、ねずみ講をやっていないという点については安心かなと思いました。

* 事業の実体を持たず、投資家から集めたお金を別の投資家に分配する仕組み。理論的には、いつか必ず破綻する。

maneoの口座開設はこちらからできます。

 

ガイアファンディング(GAIA FUNDING)

ガイアファンディング
ガイアファンディング
代表取締役の倉石 灯(くらいし あかり)氏の登壇です。
倉石氏の「暗いし、明かり」との冗談が炸裂します。

氏はテキサスにあるダラス大学でMBAを取得しており、テキサスが不動産投資に向いている理由を熱弁されていました。

不動産投資先としてのアメリカの魅力は次の通りです。

  • アメリカは先進国で数少ない人口増の国である
    • 人口が増えれば不動産の需要が増えて値上がりする
  • アメリカには公正な取引ルールがある。
    • 新興国の取引は騙し合い
  • 市場が透明であり、情報公開がされている
    • 誰でも他人の家の家賃や間取りを知ることができる(!)
  • 新興国とは異なり、アメリカにはカントリーリスクがない
  • トランプ大統領が不動産王なので、不動産業が伸びる政策を行う期待がある

さらに、テキサス州の魅力として以下を挙げていました。

  • アメリカの中心に位置し、どこにでも行きやすい
  • ダラス・フォートワース国際空港は世界第3位
  • 中南米でトップの港を持つ
  • テキサス州だけで、韓国、カナダ、オーストラリアといった国よりGDPが大きい
  • テキサス州は住民投票の結果次第でいつでもアメリカから独立できる権利を持つ
  • 州税がなく、連邦税のみ申告の対象
  • フォーチュン500のうち10%の企業の本社がテキサスにある
    • トヨタも北米本社をカリフォルニアからテキサスに移す

また、ガイアファンディングの魅力は以下です。

  • ガイアファンディングのファンドは全て円建てなので、(直接的には)為替リスクがない
  • 担保の70%までしか貸さない (Loan To Value 70%)

 

テキサス不動産への投資は税制上もメリットがあります。
まず、木造不動産は海外であっても22年償却なので、築22年を超えていれば4年で償却できます。さらに、テキサスの土地:建物の比率は2:8程度なので、不動産価格の8割÷4年=2割を毎年償却できることになります。
テキサスでは築100年の木造家屋が売買されているくらいですから、築22年超えの良質な物件を見つけることは難しくありません。
そのため、日本の高額所得者が即決で買い漁っているそうです。

ただ、海外木造住宅の償却については、改正の議論がされていて今後はできなくなる恐れがあるとのことでした。

アメリカンファンディング(AMERICAN FUNDING)

アメリカンファンディングロゴ
アメリカンファンディング
の角内 創社長はアメリカ出張中とのことで、代わりに営業の方がいらしていました。
ガイアファンディングと説明が重複するらしく、短めに切り上げられたのが好印象でした。(ガイアファンディングの人がアメリカ特にテキサスについて熱く語りすぎたようです…)
同じ話を何度も聞かされても困りますからね。

ガイアファンディングとアメリカンファンディングの違いがよく分からなかったので、聞いておけば良かったです。
どちらもアメリカの不動産に投資する会社です。ガイアの方はテキサスを推していましたが、アメリカンファンディングはもう少し他の地域にも投資しているようです。

クラウドリース(Crowd Lease)

クラウドリースロゴ
クラウドリース
の武谷 勝法社長の登場です。
武谷社長はmaneoの瀧本社長と10年来の付き合いだそうです。

クラウドリースは元々はリース会社で、飲食店への貸し付けに強みを持っています。最近は減ってきたそうですが、パチンコ店への貸し付けも多いそうです。

クラウドリースの顧客は

  • 銀行が多くを貸してくれない
  • 審査が遅い

といった理由で、銀行ではなくクラウドリースで借りるそうです。

他の債権者に売上金を押さえられるリスクを避けるため、融資先の会社の売上を一度LLP(有限責任投資事業組合)に入金させ、そのお金をクラウドリースへの返済に回す、といったスキームを使っているとのことでした。

LCレンディング (LC LENDING)

LCレンディング
LCレンディング
はJASDAQ上場のLCホールディングスの100%子会社です。
ロジコムという社名のほうが有名かもしれません。不動産会社です。

この日紹介された5社の中で、配布資料が一番充実していました。
マンガももらったので、その中で気になったところをまとめてみます。

マンガによると、不動産会社は、転売すれば儲かると分かっている商業施設を購入するための資金をソーシャルレンディングで募ることがあるそうです。
転売して短期で売れば儲かるので、高い金利で借りても元が取れるというわけです。

このような物件は、銀行からお金を借りようとしても審査に時間がかかり、他の人に先に買われてしまう恐れがあります。
そこで、金利が高くてもソーシャルレンディングを活用するというわけです。

ソーシャルレンディングはインターネットを活用しているので、銀行よりもコストが安いです。これもソーシャルレンディングの利回りが貸し手から見ると高い理由です。

銀行は金利が低いですが、その代わり担保の掛け目*1がきついので投資資金の全額を賄えません。
今までは足りない分を自己資金(エクイティ)で補っていましたが、ソーシャルレンディングでメザニンローン*2として調達することにしたそうです。
*1 掛け目: 担保として評価する際の比率のこと。例えば、1億円の不動産の担保価値を7000万円とした場合、掛け目が70%になる。銀行は担保を厳しく評価する傾向にある。
*2 メザニンローン: 借り手がお金を返済できなくなったとき、まずは通常の借り入れ(シニアローン)の債権者(主に銀行)
に返済し、余った分を、メザニンローンの債権者に返済します。そのため、メザニンローンはシニアローンよりリスクが高いが利回りも高いです。

ソーシャルレンディングは、投資先についての情報が秘匿されていることが多いですよね。
しかし、LCレンディングは母体が上場企業なので情報公開もしないといけません。そのため、不動産ポートフォリオがオンラインで公開されています。ここから投資先を推測することも可能だとか。

ロジコムポートフォリオ
2016/8/3開催 個人投資家向けIR説明会スライド資料 PDF24P(1656kb) P12より

 

おわりに

本日紹介した中で、maneo以外のソーシャルレンディング業者についてはmaneoからも一部の案件に投資することができます。
今のところ元本割れはありませんが、ソーシャルレンディングに全額投資をするのではなくて、ポートフォリオの一部にしておくことを推奨します。分散投資することが大事です。

分散投資先は株や債券がありますし、オーナーズブックトラストレンディングといった他のソーシャルレンディングに投資するのもおすすめです。どちらも口座開設・維持費が無料です。

maneo(マネオ)の特徴と魅力、実績について詳しく解説

maneoロゴ

maneo(マネオ)は、お金を借りたい人と貸したい人を結ぶソーシャルレンディング(貸付型クラウドファンディング)サービスです。

本記事ではmaneoの特徴を紹介します。

maneoの公式サイトはこちら

圧倒的シェア

マネオのシェアは圧倒的で、日本のソーシャルレンディングサービスの過半数を握っています。もちろんナンバーワンです。
これまでに600億円ものローンを成立させていて、ユーザー数も40000人に上ります。(2017/1/28現在)

商品が魅力的

非常にバランスの取れた商品を提供していると言えます。

利回り

目標利回りは5~8%となっており、現実的な線と言えるでしょう。
2017年1月現在、過去6年間*で、元本割れは1度もありません。(*2011年4月に、個人への貸し付けから、事業者への貸し付けに変更して以降)
瀧本憲治社長によれば、期待利回りを下回ったこともないそうです。(参考: 2017/1/20 の社長ブログ)
将来のことは分かりませんが・・。

最低投資額

投資するローンファンドにもよりますが、最低2万円から投資が可能です。5万円あれば投資先の幅が広がります。
いい案件が出たときにすぐに動けるように、最低5万円くらいは入金しておくのがいいかなと思います。

豊富な投資先

maneoは他のソーシャルレンディング業者と違って、投資先が豊富にあります。
ですので、入金したはいいものの目ぼしい投資先がなくて資金が遊んでしまう心配も少ないですし、分散投資でリスクを軽減することが可能です。

maneoは色々な会社にプラットフォームを提供しています。
さくらソーシャルレンディング、グリーンインフラレンディング、アメリカンファンディング、スマートレンド、クラウドリース、ガイアファンディング、LCレンディングの7つのプラットフォームがあります。各社、maneoの真似をしているということでしょうか。
色々あってよく分からないかもしれませんが、maneoに口座開設をすれば、それらの会社がセレクトするファンドにも投資できます。まずはmaneoに登録するのがいいです。

運用期間

運用期間は3ヶ月~1年程度が多いです。
短期資金の運用にはもってこいです。

maneoの公式サイトはこちら

入出金手数料が無料

maneoの株主には、GMOクリックホールディングスがいます。
GMOクリック証券という証券会社を傘下に持つ会社です。

そのため、GMOクリック証券経由で、maneoが募集しているファンドに投資できます。

メジャーな銀行とGMOクリック証券との間の入出金は無料で、さらに、GMOクリック証券内のmaneo取引口座への入出金も無料です。
つまり、maneo取引口座への入金が無料ということです。
これは、他のソーシャルレンディング業者には見られない大きな特徴です。
金手数料無料の業者はいくつかありますが、金手数料が無料なのは私が知る限り他にありません。

ちなみにGMOクリック証券は、マネオを使わなかったとしても、使い勝手のいい証券会社です。

ただし、通常のmaneoから投資できるファンドと、GMOクリック証券経由のmaneo取引口座から投資できるファンドは異なります。
maneoの全てのファンドに入出金手数料無料で投資できるわけではないので注意が必要です。
全てのファンドに投資したいときはmaneoにも口座開設が必要です。

GMOクリック証券について詳しくはこちら
GMOクリック証券

maneoの気になる点

ちょっと気になるのが、募集したファンドをキャンセルしている例がいくつかあったことです。
開示内容に誤りがあったとのことですが、貸し付け後に誤りが発覚した場合はどうなっているのでしょうね。
本当は最初から正しい情報を載せてほしいところですが、発覚した時点でしっかりと開示する姿勢は評価できます。

案件担当者が見える

maneoでは、各ローンファンドをどの社員が担当したかが公開されています。
経歴や人柄の分かるプロフィールなんかもあり、なんと、担当者ごとの貸付金額まで分かります。
お気に入りの担当者を見つけてみるのもいいかもしれませんね。

maneoの公式サイトはこちら

毎月分配

分配金(利息)は毎月もらえます。

投資経験のある人の中には、毎月分配と聞いて、拒否感を覚える人がいるかもしれません。
毎月分配は儲からない、詐欺だなんて言われたりします。

そう言われる理由の1つに、「課税を繰り延べられない」という点があります。
分配金が出るとそのたびに税金がかかり、元本が減ってしまうので、次の投資に回せるお金が少なくなってしまうのです。
ただ、元々満期が短いソーシャルレンディングではあまり気にしなくていいと思います。

もう1つの理由は、俗にいう「タコ足分配」をしているファンドがあるからです。
これは、儲かっていないにもかかわらず、分配金を出して儲かっているように見せかけているファンドです。(分配金を出すと、ファンド自体の価値は下がります。)
ファンドの価値と分配金を分けて考えてしまう傾向(心の会計、メンタルアカウンティングという)や、目先の利益を優先してしまうといった人間心理に付け込んでいるのでしょう。

そのような毎月分配ファンドは存在しますが、maneoを初めとするソーシャルレンディングでは毎月分配に大きなデメリットはないと考えます。
むしろ、分配金を満期よりも早く受け取れるのでリスクが軽減されます。これはメリットだと言えます。

おわりに

maneoはソーシャルレンディング業者の中でも攻守のバランスが取れており、ソーシャルレンディング投資を行うなら外すことができない業者です。
口座開設や維持は無料ですので、気になった方はmaneoの公式サイトをどうぞ。
よいローンファンドが出てきたときにすぐに対応できるよう、5万円ぐらいは入金しておいたほうがいいですね。

 

 

トラストレンディングから誕生日プレゼント(QUOカード)

トラストレンディング誕生日プレゼント アイキャッチ用

トラストレンディングから、誕生日祝いにクオカード500円分が届きました!
↓↓↓↓↓↓

トラストレンディング誕生日QUOカード

金色で富士山のイラストが描いてあります。
トラストレンディングから封筒が届いているのを見て、確定申告の時期ですし「年間取引報告書か何かかな?」と思いましたが、まさかこんな物が送られてくるとは思わなかったので、びっくりしました。

トラストレンディングには先日(2017/1/26)、不動産担保付ローンファンド47号に10万円投資しています。
投資したばかりなのに早速送ってくるとは。仕事が早くて信頼できる会社という印象が強まりました。

 

トラストレンディングはキャンペーンを実施中で、会員登録+メルマガ購読登録で1500円、10万円の投資でさらに3500円のキャッシュバックがあります。

トラストレンディング新規会員特典

1500円は既に受け取っていますが、この調子なら残りの3500円も問題なく受け取れそうです。

 

利回り9%、期間12ヶ月のファンドに10万円投資すると、利息の9000円+キャッシュバック5000円+QUOカード500円=14,500円を受け取ることができ、実質的な利回りは14.5%に跳ね上がりますね。

トラストレンディングについて興味がある方はこちらからどうぞ。